ニュース

ALO、ダイナミックレンジに拘ったヘッドフォンアンプ「Rx/Nickel plating」

 ミックスウェーブは、ニッケルコーティング筐体を採用したALO audioのポータブルヘッドフォンアンプ「Rx」の限定モデル「Rx/Nickel plating」(ALO-4396)を5月2日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は51,900円。

Rx/Nickel plating(ALO-4396)
入出力端子はステレオミニ

 ALOのポータブルアンプ「Rx」シリーズの新製品で、新設計/特別仕様モデルとして日本国内では85台限定で発売する。4月28日より予約受付を開始する。

 筐体は特注のアルミニウム筐体に、ニッケルコーティングを施しており、使い込んでいくうちに筐体の色合いが変わっていく。「変化を楽しむことも含めてデザインされている」という。

 また、通常は3.3V程度の内部電圧を15V設計とし、より広いダイナミックレンジを確保。よりクリーンな電力供給を行なうための新コンデンサの採用などでダイナミックレンジ拡大を実現した。

 再生周波数は10Hz~50kHz +/- 0.6dB、20Hz~20kHz +/- 0.05dB。アンプを設計する上で行なう周波数カットオフ位置を80kHz付近とすることで、歪の少ない安定した音源再生を可能にしたとする。

 出力端子はステレオミニ×1、入力端子もステレオミニ×1。IEM(インイヤモニター)に最適化した設計を施し、出力インピーダンスは0.5Ω以下に設定。これにより、IEMのドライバが有する各周波数帯のインピーダンス特性に対しての影響を抑え、ダンピングファクターを向上している。

 バッテリを内蔵し、microUSB経由で充電可能。充電時間は3時間。最大再生時間は10~13時間。外形寸法は57×104×17mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約113g。シリコンストラップやUSBケーブル、ACアダプタなどが付属する。

USBで充電可能
側面
底面

(臼田勤哉)