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レコーダやSTBにAndroid/iOS/Windowsリモート視聴機能を追加する「sRAS」提供開始

 sMedioは、テレビ番組を外出先でスマートフォンなどを使ってリモート視聴可能にするミドルウェアとクラウドサービスの「sRAS(sMedio Remote Access Solutions)」(仮称)を、レコーダやCATV用STBなどのハードウェアベンダー向けに5月19日より販売開始した。同製品を利用することで、リモート視聴機能の実装やサービス開始が短期間で可能になるとしている。

 「sRAS」では、リモート視聴サービスの開発・提供に必要な組み込みサーバー用ミドルウェア、再生アプリ用開発キットと、これらを連携させるクラウドサービスを提供。STBなどに搭載するリモート視聴用のDMS(デジタルメディアサーバー)コンポーネントや、スマートフォンなどでリモート視聴するアプリ開発用のDMP(デジタルメディアプレーヤー)コンポーネントのほか、ルーターなどのNAT/NAPT(ネットワークアドレス/ポート変換)を越えた接続を可能にするSTUN/TURNクラウドサーバーなど、以下のものが含まれている。

  • DMSコンポーネント(Linux/Android対応)
  • DMPコンポーネント(Android/iOS/Windowsベースのモバイル機器用)
  • 機器同士のペアリング設定用モジュール
  • リモートアクセスゲートウェイモジュール(インターネット経由での接続)
  • STUN/TURNクラウドサーバー(ルーターなどのNAT/NAPT越え接続)

 コンテンツ保護や、機器間の接続方法については、次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)の「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件」と、デジタルライフ推進協会(DLPA)の「リモートアクセスガイドライン」に準拠する。

 同社の田中俊輔社長は「sMedioのワイヤレス・コネクティビティ及びデジタルメディア技術を活用いただけるトータルソリューションの提供開始を第一歩とし、通信・放送サービス分野の市場も開拓していく予定」とコメントしている。

sMedioのリモート視聴アプリ/サービスのソリューション(3月のDLPA発表時の展示)

(中林暁)