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Optoma、DLPシアタープロジェクタ「HD92」。RGB-LED/映像エンジン刷新

 オーエスプラスeは、ホームシアター向けのOptoma製フルHD/3D対応DLPプロジェクタ「HD92」を5月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は50万円前後。

HD92

 0.65型/1,920×1,080ドットのDMDパネルとRGB-LED光源を搭載したDLPプロジェクタ。'14年12月に発売した「HD90」の後継機で、LEDランプと映像エンジンが新しくなり、明るさは前モデルの1,200ルーメンから1,500ルーメンに向上。ランプの寿命は20,000時間。映像エンジンには「ウルトラディテールII」を採用。フレーム読み取り速度を従来の約2.5倍となる124Md/secに向上させ、解像感を高めるためのユーザーカスタマイズ機能(設定値:0~150%)を新たに採用している。

 映像フレーム毎の輝度情報を元にLEDの明るさを調整する「ダイナミックブラック」機能をHD90に引き続いて採用し、コントラスト比は500,000:1。搭載レンズはHD90と同じく5群11枚の日本製EDレンズを搭載。ゴーストやフレアを除去し、色収差を抑えたとする。投写距離は1.1m(40型)~10m(300型)で、1.25倍マニュアルズームを備える。

 別売の外付けエミッタ「BC300」とアクティブシャッター式メガネ「ZF2300」を利用することで3D映像にも対応する。

 入力端子はHDMIが2系統で、D-Sub 15ピン/コンポーネント/コンポジットを1系統ずつ搭載。3Dシンクロ端子やトリガー端子、USB端子(電源用)なども1系統ずつ備える。スピーカーは非搭載。

 消費電力は225W(ブライトモード)、待機電力は0.5W以下。動作音は23dB(フィルムモード)。外形寸法は345×443×162mm(幅×奥行き×高さ)。重量は9.9kg。電源ケーブルやリモコンが付属する。

背面
付属のリモコン

(庄司亮一)