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能年玲奈主演、実写版「海月姫」7月Blu-ray化。尼~ず&女装男子の奮闘劇

海月姫 Blu-ray
(C)2014『海月姫』製作委員会 (C)東村アキコ/講談社

 能年玲奈が主演した、実写映画「海月姫」が7月2日にBlu-ray/DVD化される。価格はBD版(BIXJ-0172)が5,200円、DVD版(BIBJ-2807)が4,200円。発売元はアスミック・エース/講談社、販売元はハピネット。

 東村アキコの同名コミックを原作とした映画。イラストレーターを目指して上京してきた倉下月海は、幼い頃にお姫様のドレスのようなクラゲを見て大好きになり、今では立派なクラゲヲタクに。ドレスが似合うお姫様……ではなく、ファッションやお化粧とは無縁の、三つ編みにダサいメガネ、イモジャージな女性に成長していた。

 そんな彼女が暮らすのは男子禁制のアパート天水館。筋金入りのヲタ女子たちが暮らす場所で、着物や人形などの和モノが好きな千絵子、三国志マニアのまやや、鉄道ヲタのばんばさん、執事カフェに一人で通う“枯れ専”(枯れたオジサマ好き)のジジ様など、周囲は独自の青春を謳歌する面々ばかり。彼女たちは自らを「尼~ず」と呼び、「男を必要としない人生」を追求している。

 そんなある日、月海は、近所のアクアショップの水槽にいたタコクラゲが縁で、謎の美女と出会う。本来彼女のようなオシャレな女性は天水館には入れないが、成り行きで月海の部屋に一晩泊める事に。だが、翌朝、その美女は女装した男性・鯉淵蔵之介だと判明して!?。

 2010年にはフジテレビ“ノイタミナ”枠でアニメ化もされた。主人公・倉下月海は能年玲奈。月海達と奇妙な友情を結び、彼女達を助け支えていく女装男子・蔵之介は、菅田将暉が演じている。監督は、「映画 ひみつのアッコちゃん」などの川村泰祐。衣装デザイン・スタイリストはきゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子、音楽は初の映画劇伴を担当するヒャダインこと前山田健一。主題歌はSEKAI NO OWARIが手がけている。

 BD/DVDはどちらも2枚組で、特典DVDを同梱。未公開シーン、メイキング、イベント映像集、予告編集を収録。さらに初回限定特典として、特製スリーブとブックレットも同梱する。

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(山崎健太郎)