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スカルキャンディー、「THX空間オーディオ」対応ヘッドフォン。9月4日からクラファン

「Aviator 900 ANC」

Skullcandy Japanは、「THX 空間オーディオ」に対応したフラッグシップのワイヤレスヘッドフォン「Aviator 900 ANC」を発表した。一般販売に先駆けて、9月4日12時よりクラウドファンディングサイト・GREEN FUNDINGで先行販売を行なう。一般販売時の価格は59,800円で、クラウドファンディングでは27% OFFの43,654円で購入できる84時間限定割などのプランを用意する。

なお、一般販売は年末ごろを目処に検討しているとのこと。

ヘッドトラッキング機能付きの空間オーディオ技術「THX Spatial Audio」に対応し、360度に広がるサウンドで、奥行きと高さを感じられる立体感、ライブ会場や映画館のような臨場感が楽しめるという。

ヘッドトラッキング機能は、映像コンテンツを視聴している際に効果があるといい、例えば映像の中で右後ろで爆発音がした場合、ヘッドトラッキングをONにしていれば、Aviator 900 ANCを着けている人が頭を右に向けても、爆発音がする位置が変わらないため、より自然でリアルな映像体験が楽しめる。

アプリでは空間オーディオ時の音源(スピーカー)との距離を調整できる

またアプリ「Skullcandy」では、空間オーディオ利用時の音源とユーザーの距離を調整可能。音源に近づいて世界感に没入したり、音源から離れて俯瞰的に音楽などコンテンツを楽しむことができる。

アプリではNC強度なども調整できる

スカルキャンディー初となる6マイク採用のアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載。周囲の環境に合わせてノイズキャンセリング強度が自動調整されるため、「どこにいても、途切れることのない純粋なサウンドを届ける」という。外部音取り込み機能も搭載。

ハウジングはシースルーデザイン

ユーザーの聴力を測定して、それに合わせた音質に補正する「パーソナルサウンド by Mimi」にも対応。アプリ内のパーソナルサウンドで聴力を測定することで、サウンドプロファイルが生成される。このプロファイルはヘッドフォンに直接保存される。

有線接続にも対応

ドライバー口径は40mm。Bluetooth 5.3に準拠するほか、最新のLE Audioにも対応。3.5mmステレオミニの有線接続にも対応する。

AIを使ってよりクリアな音声を届ける「クリアボイススマートマイク」やマルチポイント接続、装着検出、Google Fast Pairなどもサポートする。

本体左ハウジング。ANCの切り替えはダイヤル式
本体右ハウジング。楽曲操作などができるジョイスティック、音量などが表示されるディスプレイを備える
ディスプレイの表示例

ヘッドフォン背面に複数の物理ボタンを搭載。左ハウジングにはアプリ経由で好みの設定を割り振れるカスタムボタンとANC ON/OFF/外部音取り込みを切り替えるダイヤル、右ハウジングには電源/ペアリングボタンとインジケータディスプレイ、上下左右に動かすことで音量調整・楽曲操作などができるジョイスティックを備える。

バッテリー駆動時間はANC ON時で約50時間、ANC OFF時で約60時間。10分の充電で4時間使える急速充電にも対応。

本体は防水仕様ではないものの、汗や水に耐性のあるナノコーティングが施されているため、ジョギングなどでも利用可能。スイーベル機構により折りたたんで持ち運べるほか、本体や周辺機器を収納できる耐久性の高いショルダーバッグ、USB-C充電ケーブル、3.5mmオーディオケーブルなどが付属する。

付属のショルダーバッグ
バッグのマチ部分にブランドロゴがあしらわれる