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ソニー、音楽プレーヤー「Smart B-Trainer」を機能強化

金哲彦氏のトレーニングメニュー追加。充電後は電源OFFに

 ソニーは、音楽再生や心拍計などの機能を備えたランニング用デバイス「Smart B-Trainer SSE-BTR1」を6月3日にアップデート。本体充電後には電源がOFFになるように仕様を変更した。スマートフォンアプリもアップデートし、トレーニングメニューを追加している。

Smart B-Trainer SSE-BTR1

 3月7日に発売したSmart B-Trainer(オープンプライス/直販26,500円)は、音楽再生機能付きBluetoothヘッドセットに、心拍、GPS、加速度、ジャイロ、電子コンパス、気圧の各センサーを搭載し、ランニング時の使用に特化したデバイス。16GBのメモリを内蔵し、IPX5/8相当の防水仕様。

 専用のiOS/Androidスマートフォンアプリ「Smart B-Trainer for Running」と連携。アプリのアップデートにより、金哲彦氏(ナイキランニングアドバイザー)監修のプレミアムトレーニングメニューの項目が追加され、新たに「ハーフマラソンを3時間以内に完走したい」 と「制限時間内にフルマラソンを完走したい」が利用できるようになった。なお、4月23日のアップデート時にはアシックスが開発したトレーニングプランサービス 「MY ASICS」との連携を開始しており、トレーニングメニューに「フルマラソンでサブ4を目指したい」も追加されている。

 さらに、アプリのiOS版では、これまでAndroid版のみ対応していた機能も2つ追加されている。1つは「詳細を決めて走る」で、メニュー画面の[詳細設定](距離、時間、消費カロリーを設定可能)が利用できるようになった。また、「ログビュー検索・比較」にも対応し、ログデータのキーワード検索や、複数のログ比較などができるようになった。

 本体ファームウェアはVer.1.02にアップデート。これまで、コンセントからの直接充電時は、電源を抜くとすぐ使用できるように本体がONとなったが、アップデート後は、PC経由の充電時と同じく充電後は電源OFFになるように仕様を統一した。なお、4月に行なわれたVer.1.01へのアップデートでは、トレーニング中の全曲再生にも対応している。

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(中林暁)