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マクセルのiVDRプレーヤーが、8月にハイレゾ対応。192kHz 5.1chのVer.2.40準拠に

 日立マクセルは、iVDR-Sカートリッジ(iV)を再生できるiVプレーヤー「VDR-P300」を8月にアップデートし、192kHz/24bitのハイレゾ音源再生に対応すると発表した。6月5日に行なわれた「iVDR EXPO 2015」で明らかにした。

VDR-P300(写真上)

 '14年12月に発売した「VDR-P300」は、マクセルのiVDRレコーダ「アイヴィブルー」や、日立のテレビ「Wooo」などで、リムーバブルHDDの「iV」に録画した番組を再生できるiVプレーヤー。

 8月に実施予定の無償アップデートにより、192kHz/24bitのハイレゾ音源の再生に対応。192kHz/24bitの5.1ch再生にも対応する。また、8月以降に出荷される製品にも最新ファームウェアが適用される。

 iVDRにおけるハイレゾ対応は、6月5日に発表されたiVDRの最新バージョンである「iVDR TV Recording規格Ver.2.40」により規格化。同規格では、リニアPCMで最大192kHz/24bitと5.1ch再生をサポート。フルHD映像とハイレゾ音声を収めたパッケージメディアなどを再生可能になる。

iVDR TV Recording規格Ver.2.40の概要

(中林暁)