ニュース

ヘッドフォンの入力端子に塗るカーボン粒子配合の「音質向上液」。4,980円

 パプリカは、ヘッドフォン端子などの接触を改善するという、ナノサイズカーボン粒子を配合した「Sound Clear Nano」を6月12日から発売する。同社は「音質向上液」としており、価格は4,980円。

音質向上液「Sound Clear Nano」

 ヘッドフォンやイヤフォンのプラグに付いた細かな凸凹傷に塗ることで、点接触になりやすい端子を面接触に改善。「理想的な通電・信号状態になり、それが維持されるとともに、音圧や音の位相が高度に安定する」という。容器にナノサイズのカーボン粒子を配合したスクワランオイルを充填。使用時はキャップ部に付属した刷毛を使って、マニキュアを塗るようにプラグの金属部分に塗って拭き取る。

 アナログプレーヤーのカートリッジや、ギター・シールドのジャックなどに塗ると、接続時のノイズが軽減するとし、音響関係やミュージシャンなどのプロフェッショナルユーザーの使用も想定。「従来の接点改善剤と呼ばれる製品とは異なり、余計な装飾音を付加することなく音源から出る本来の音を甦らせる」としている。

(庄司亮一)