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シャープ、BD/HDDレコーダ内蔵AQUOS「R30」に40型フルHD。32型も

 シャープは、液晶テレビAQUOSの新製品として、BD/HDDレコーダ内蔵でフルHD(1,980×1,080ドット)パネル搭載の40型「LC-40R30」と、1,366×768ドットパネルの32型「LC-32R30」を9月10日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は40型が18万円前後、32型が15万円前後。

LC-40R30-B(ブラック)
LC-40R30-W(ホワイト)

 「録る、見る、残すが1台で簡単」をコンセプトにしたシリーズで、6月に24型モデルが発売済み。テレビ視聴/録画の操作を付属リモコンからそれぞれワンボタンで行なえる。カラーはブラック(B)とホワイト(W)を用意する。

 液晶パネルの視野角は176度で、バックライトはLED。スタンド一体型の画面を3度傾斜させたデザインを採用し、見やすさと省スペース設置を両立している。映像やシーンに応じて自動で画質調整する「高画質アクティブコンディショナー」に加え、フルHDの40型の液晶は倍速対応で、映画やスポーツ番組など動きの速いシーンをくっきり観られるとする。

 BDドライブを内蔵し、ディスクの出し入れがしやすい前面トレー方式を採用。HDD容量は1TB。チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各3系統装備し、2番組同時録画も可能。最大12倍の長時間録画に対応し、最長約1,057時間の録画が行なえる。BDダビングでは、あらかじめ開始時刻を指定しておき、テレビを使っていない時にHDDからダビングさせることが可能。

 番組表(EPG)を使った録画予約に対応。録画番組のCM部などにチャプタを自動付与する「おまかせオートチャプター」や、急な来客や電話などの際に放送を一時停止させ、あとで続きから見られる「ちょっと待って」機能を備える。2画面でテレビ/BD映像を視聴するモードなども搭載。

 フルレンジのステレオスピーカーや10W×2chのデジタルアンプを内蔵。入力端子はHDMI×2、D5×1、コンポジット×1、アナログ音声(RCA)×1。出力端子は光デジタル音声×1、アナログ音声(RCA)×1、ステレオミニのヘッドフォン端子×1を備える。 Ethernetを装備し、HybridcastやDLNAプレーヤー機能の「ホームネットワーク」、クラウドゲーム「G-cluster」などに対応する。

 消費電力は40型が124W、32型が95W。年間消費電力量は、40型が94kWh/年、32型が71kWh/年。スタンドを含む外形寸法/重量は、40型が93.6×29.3×61.8cm(幅×奥行き×高さ)/約17.5kg。32型が73.6×27.4×51.1cm(同)/約13kg。

LC-32R30-B
LC-32R30-W

(庄司亮一)