シャープ、希望退職は募集3,500人に対し3,234人に。特損243億円計上

　シャープは21日、5月14日に公表した希望退職の募集の結果や特別損失の計上について発表した。同社では、7月27日から8月4日を募集期限とし、3,500人規模の希望退職募集を行なうことを発表していたが、応募者は3,234名(有期雇用社員を含む)となった。退職日は9月30日。

　今回の希望退職募集に伴い発生する費用は、シャープおよび主要国内連結子会社合計で約243億円。第2四半期決算において特別損失として計上する。一方、今回の人員削減により2015年度は約150億円の固定費削減が見込まれるという。