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Xperia Z5やarrows NX、Galaxy Active neo、Nexus 5Xなどドコモ新スマホ/タブレット
(2015/9/30 14:45)
NTTドコモは30日、スマートフォンの2015~2016年冬春モデルとして、タブレットも含めた11機種を発表。10月7日より順次発売する。4Kディスプレイを備えた「Xperia Z5 Premium SO-03H」や、IPS-NEO液晶と虹彩認証機能を備えた「arrows NX F-02H」などをラインナップしている。なお、Xperiaについての詳細は、別記事で紹介している。
種類 | モデル名 | 発売時期 |
スマートフォン | arrows Fit F-01H | 10月7日 |
Xperia Z5 SO-01H | 10月下旬 | |
AQUOS ZETA SH-01H | 11月上旬 | |
Galaxy Active neo SC-01H | 11月上旬 | |
Xperia Z5 Compact SO-02H | 11月中旬 | |
Xperia Z5 Premium SO-03H | 11月下旬 | |
arrows NX F-02H | 11月下旬 | |
AQUOS Compact SH-02H | 12月上旬 | |
Disney Mobile on docomo DM-01H | 2016年 1月下旬 | |
Nexus 5X | 10月下旬 | |
タブレット | dtab d-01H | 11月下旬 |
Xperia Z5/Z5 Premium/Z5 Compact
Xperia Z5 Premiumは、5.5型で3,840×2,160ドットの4Kディスプレイを装備。4K動画撮影や、撮影した4K動画からの静止画切り出しなどにも対応。Z5は5.2型フルHD、Z5 Compactは4.6型HDのディスプレイを搭載する。
いずれのモデルもカメラモジュールを一新。デジタル一眼カメラαの技術を活かした新センサーを搭載する。サイズは1/2.3型の「Exmor RS for Mobile」で、有効画素数2,300万画素の積層型CMOSセンサー。レンズはF2.0のGレンズ。
AFも強化され、コントラストAFと像面位相差AFを組み合わせたハイブリッドAFにより、最速0.03秒のAFを実現した。動画撮影時の電子式手ぶれ補正も強化され、自転車に取り付けて撮影したり、ドローンに搭載する際も、小刻みなブレに対して、安定した補正ができるという。
arrows Fit F-01H/arrows NX F-02H
arrows NX F-02Hのディスプレイは5.4型/2,560×1,440ドットで、従来比1.5倍ハイコントラストというIPS-NEO液晶を採用。フルセグも視聴可能。画面を見るだけでロック解除などが可能な虹彩認証「Iris Passport」に対応する。0.14秒の高速AFカメラを装備する。
arrows Fit F-01Hは、5型で1,280×720ドットの有機ELディスプレイを装備。スーパークリアモード対応で、屋外でも見やすいという。本体のカラーバリエーションは、aka、kuro、shiro、midoriの4色。2,330mAhのバッテリと、ヒューマンセントリックテクノロジーを活用した省電力技術を組み合わせ、3日間バッテリが持つという。指紋センサーも搭載。
両機種とも、米国防総省の軍用基準「MIL-STD-810G」の14項目に準拠する、耐衝撃、太陽光照射、塩水噴霧、高温、防塵などの試験にクリアしている。
AQUOS ZETA SH-01H/AQUOS Compact SH-02H
AQUOS ZETA SH-01Hは、5.3型、IGZO液晶を搭載。解像度は1,920×1,080ドット。IGZO液晶の省エネと、使い方に合わせてカスタマイズできる「エコ技」を組み合わせ、長時間の電池持ちを実現するという。
AQUOS Compact SH-02Hは、片手で持ちやすいという幅66mmのボディに4.7型/1,920×1,080ドットのIGZO液晶を装備。フレームがスリムなEDGESTデザインとなっている。
カメラ部は、両機種ともデジタルカメラ「RICOH GR」の開発メンバーによる画質改善認証プログラム「GR Certified」を取得。光学式手ぶれ補正も搭載する。120fpsの動画撮影もサポートする。内側のカメラはワイドな広角で自分撮りも可能。持ちあげるだけで画面がONになる「グリップマジック」、ワンアクションでスクリーンショットが保存できる「Clip now」も利用可能。AQUOS ZETAは指紋センサーも搭載する。
Galaxy Active neo SC-01H
水や衝撃、落下に強いというタフネスモデル。ディスプレイは4.5型の液晶で、解像度は800×480ドット。ディスプレイにはゴリラガラス4を採用。日常生活の落下シーンを想定した、メーカー独自の落下耐久試験をクリア。米国防総省の軍用基準「MIL-STD-810G」も21項目に準拠、メーカー独自試験4項目も加え、25項目に準拠する。
キャップレス防水に対応。水道水で洗う事もできる。温度耐久性も高いため、スキーやスノーボード、夏の海辺での利用も可能。アクションカメラとしての利用も想定しており、撮影した場所の温度や湿度、天気予報を確認できるタグ付け撮影モード、暗い場所や高速な被写体をしっかり撮影するスポーツモードなども備えている。
タッチパネルは手袋をしたままでも操作できる高感度仕様。操作しやすいハードキーも搭載。ストラップホールも搭載。使わない時に省電力に簡単に移行できる「バッテリ-温存モード」も用意する。
Nexus 5X、Disney Mobile on docomo DM-01H
Nexus 5Xは、米国時間29日に発表されたAndroid 6.0 Mashmallowを採用。ディスプレイは5.2型/1,920×1,080ドット液晶。CPUはヘキサコアのSnapdragon 808を採用。指紋認証センサーも備え、ワンタッチでロック解除が可能。バッテリ容量は2,700mAh。Android 6.0は省エネ機能を強化しているのも特徴で、新機能などの詳細は別記事で掲載している。
Disney Mobile on docomo DM-01Hは、4.7型/1,920×1,080ドットのIGZO液晶を搭載。キャッスルシルエットとピクシーダストを用いた背面デザインや、隠れミッキーマウスのイルミネーションなどを備える。壁紙やサウンドなど豊富なディズニーコンテンツを収録。カメラには光学式手ブレ補正を装備。様々なディズニーのキャラクターが写真を撮ってくれるというカウントダウン機能を備える。
タブレット「dtab d-01H」
10.1型/1,920×1,200ドットのディスプレイを備え、独自の画質調整機能で見やすさを追求したというタブレット。フルセグのテレビチューナも搭載する。画面に触れずにスクロールや音量調整などが行なえる「ジェスチャー操作設定」も可能。
高域用/低域用の4スピーカーと独自の音響機能を搭載。さらに、harman/kardonのClari-fi機能により、MP3など圧縮音源の失われた信号を補間し、CDクオリティに近い音質で再生可能としている。チップセットのDSP処理により、低域を強化するSmartPA技術も採用。バッテリ容量は6,000mAh。
dTV/ひかりTVが4Kスマホ視聴対応。約5,000円のハイレゾ対応イヤフォンも
ドコモは、定額制映像配信サービス「dTV」で、スマートフォン向け4K画質の映像配信を11月下旬より開始。また、NTTぷららの「ひかりTV 4K」においても、スマホ向けの4K配信を11月下旬より開始する。現在の対応機種はソニーモバイルコミュニケーションズ製「Xperia Z5 Premium」のみ。さらに、'15年内にdTVの4K作品を一部の4K対応テレビでも視聴できるようになるという。詳細は別記事で紹介している。
ドコモの加藤薫社長は発表会の冒頭で、世界初の4K対応ディスプレイや4K動画撮影機能を備えた「Xperia Z5 Premium」をアピール。「4K映像には透明感、奥行き感、そして躍動感がある」とし、旅行先の情景や、一緒に行った家族や友人らとの思い出を高精細に記録し、その場で4K画質のまま視聴できるといった魅力を語った。
また、NTTドコモグループのパケットビデオが30日にスタートした、コンテンツホルダー直営の映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」を紹介。サービス開始当初は松竹や東宝、東映など、国内の映画を中心に、KADOKAWA、ウォルト・ディズニー・ジャパン、TBSテレビによるアニメやドラマ、音楽作品など300タイトルを配信している。
レンタル/購入の2方式で提供。スマホからの利用時はブラウザでいずれかを選んで決済を行ない、視聴は専用アプリを利用する。今後は、新作映画の制作秘話などをbonoboが独占配信するといったコンテンツのラインナップ強化や、レコメンド機能の実装など機能強化も図っていくという。
ドコモのアクセサリブランド「docomo select」には、実売5,000円程度の低価格なハイレゾ対応イヤフォンがラインナップされる。発売は11月下旬を予定。カラーはブラック、ブラウン、ホワイト。
家電ブランド「amadana」とコラボレーションしたドコモ限定商品で、ハイレゾ対応イヤフォンの低価格モデルよりもさらに安価にしているのが特徴。日本オーディオ協会の「ハイレゾ」認証を取得し、ハイレゾロゴをパッケージに付ける。
ダイナミック型の8mm径ユニットを搭載し、再生周波数帯域は20Hz~40kHz、音圧は105dB/mW、インピーダンスは20Ω±10%。プラグはL型ステレオミニで、ケーブル長は1.2m(Y型)。S/M/Lの3サイズのイヤーピースが付属する。
発表会にはドコモのCMキャラクターを務める、堤真一さん、綾野剛さん、高畑充希さんも登場。「そろそろらくらくホンを選ぼうかと思っていた」と冗談めかす堤さんは、Xperia Z5 Premiumで再生した4K映像の水しぶきのシーンなどリアルさに驚いた、とコメント。
ピアニスト役のドラマ収録中という綾野さんは、Z5 Premiumで自ら撮影したというピアノの写真を紹介。0.03秒というAF合焦速度の速さや精彩さが気に入っているという。
高畑充希さんは収録の待ち時間などにスマホで動画視聴する際も「再生しながらダウンロードしても再生バーが追いつかないくらい(ダウンロードが)早くて嬉しい」と話していた。