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iFi-Audio、PCとUSB DACの間に挟み再クロックやノイズ低減する「iPurifier2」

 トップウイングは、英iFi-Audioの新製品として、PCとUSB DACの間に接続する事で、信号の再クロックと再生成や、ノイズの低減を行なうという「iPurifier2」を11月27日に発売する。価格は21,000円。

iPurifier2

 USB Bの入出力端子を備えた製品で、PCとUSB DACの間に挟むように接続する。「REclock」技術により、信号を再クロックし、再生成。「音楽がいっそう良い音で流れます。よりクリーンで、より深く、より精確で、実際に生演奏を聴いているような感覚を得ることができる」としている。

 さらに、フランスの戦闘機・ラファールに使われている「タレス・スペクトラ・レーダー・キャンセレーション・システム」をオーディオ向けに流用、Active Noise Cancellation技術として採用しており、ノイズ信号と逆位相の信号を発生させる事で、様々なノイズを能動的にキャンセルできるという。

 また、「REbalance」技術により、DCオフセットを除去してUSBオーディオ信号を“再バランス化”。「USBデータストリームを純化し、ノイズが大きく低減する」としている。

 iFiでは、クリーンな電源を供給する「iUSBPower」、信号と電源を分離して伝送する「Geminiケーブル」と組み合わせる事で、「iFiのグランドスラム」が完成するとしている。

 また、パワーサプライ「micro iUSBPower」のユーザーは、iPurifier2を組み合わせることにより、新製品「iUSB3.0」と同等のソリューションを構築可能。逆に、iUSB3.0とiPurifier2の組み合わせは機能が重複するとしている。

 外形寸法は19×62×18mm(幅×奥行き×高さ)、重量は30g。

(山崎健太郎)