ニュース

JVC、防水防塵/耐衝撃/耐低温でワイコン対応ビデオカメラ「Everio R」。シンプル機も

 JVCケンウッドは、JVCブランドのビデオカメラ新製品として、防水、防塵、耐衝撃、耐低温機能を備えた「Everio R」シリーズの2モデルと、シンプルモデルのEverio「GZ‐F200」を2016年1月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はEverio Rの内蔵メモリ64GB、無線LAN対応モデル「GZ-RX600」が75,000円前後、32GBで非対応の「GZ-R400」が65,000円前後。Everioの32GB「GZ-F200」が55,000円前後。

「GZ-R400」のカモフラージュモデル

 いずれのモデルも、1/5.8型の裏面照射CMOSセンサーを搭載。総画素数は251万画素、動画撮影時の有効画素は229万画素~101万画素(手ブレ補正OFF/ダイナミックズームON時)。レンズはコニカミノルタHDレンズで光学40倍、動画の焦点距離は35mm換算で40.5~2,757mm(ダイナミックズームON時)、40.5~1,990mm(ダイナミックズームOFF時)。F値はF1.8~6.3。電子式手ぶれ補正機能を備えている。

 AVCHDで、最高1080pでの撮影が可能。JPEG静止画記録もできる。

「Everio R」シリーズ

 GZ-RX600とR400の違いは内蔵メモリ容量と無線LANの有無。RX600は64GBメモリを搭載し、無線LAN機能を搭載。R400は32GBで無線LANは非搭載。どちらもSD/SDHC/SDXCのメモリーカードスロットを備えている。

「GZ-RX600」のオレンジ

 カラーバリエーションは、RX600がオレンジ、カモフラージュ、ホワイト、ブラウン。R400がイエロー、カモフラージュ、パールホワイト、ライトブラウンを用意する。

カラーバリエーション

 どちらのモデルも、IPX8、IPX6相当の防水性能と、IP5X相当の防塵性能、1.5mの耐衝撃性能、マイナス10度までの耐低温性能を装備。様々なアウトドアやスポーツシーンの撮影に対応できるという。

 大容量バッテリを内蔵し、連続撮影約5時間を実現。液晶モニタを閉じたままで、アクションカムのように撮影する「LCDモニタークローズド撮影」機能も搭載。モニタは3型23万画素。

 手袋をしたままでもズームを直感的に操作できるシーソーズーム、ワンタッチでお気に入りの画角に戻せるズームポジションメモリー機能、自動で録画・再生を繰り返し、スポーツ時のフォームチェックなどに使えるセルフチェック機能、ワンタッチスロー再生、設定した時点からの時間経過や計測タイムを映像に記録・表示できるタイムカウンター記録など、スポーツで役立つ機能も備えている。

 新たに、別売のワイドコンバージョンレンズも装着可能になった。

 RX600は無線LAN機能も備え、スマートフォン用アプリ「Everio sync. 3」から本体の遠隔操作が可能。インターネット経由での操作や、撮影した動画や静止画をスマホやタブレットに転送する機能、試合をスコア付きで撮影できるスコアリング撮影なども可能。

 タブレット専用アプリ「JVC CAM Coach 2」と連携すると、正面から撮影した映像をアプリを使用して反転できるミラー再生、全身を大きく撮影できる縦撮り映像の再生に対応する。

 外形寸法は60×127×59.5mm(幅×奥行き×高さ)で共通。バッテリを含めた重量は、RX600が約295g、R400が約290g。

Everio GZ-F200

 昨年発売されたスタンダードモデル「GZ-F100」に、1.5mの耐衝撃性能と、マイナス10度までの耐低温性能を搭載したモデル。5時間の連続撮影が可能。カラーはパールホワイト、ライトブラウンの2色。内蔵メモリは32GB。

「GZ-F200」のパールホワイト

 284パターンを判別し、自動で最適な撮影設定を行なう「インテリジェントオート撮影」を搭載。別売のワイドコンバージョンレンズに対応するほか、LCDモニタークローズド撮影にも対応する。

 外形寸法は60×127×59.5mm(幅×奥行き×高さ)で共通。バッテリを含めた重量は286g。

(山崎健太郎)