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ANA国内線でスカパー! の3チャンネルが視聴可能に。機内Wi-Fiサービス開始
(2016/1/22 16:17)
ANA(全日本空輸)は、国内線の機内でインターネットが利用できる「ANA Wi-Fiサービス」を1月25日より開始。その中で、国内線初となるライブテレビ視聴サービスを提供。スカパー!プレミアムサービスによる「日テレジータス」と、「日テレNEWS24」、「スカサカ!24時間サッカー専門チャンネル」の3チャンネルを無料で視聴可能になる。
「ANA Wi-Fiサービス」は、搭乗する飛行機において、手持ちのスマートフォンやタブレット、パソコンを使って上空でもインターネットが利用できるもので、既に開始している国際線に続き、国内線でも無料のエンターテイメントコンテンツや有料のインターネット接続を提供する。1月25日からの羽田発着の千歳、福岡、沖縄路線を中心にサービスを開始。2017年度末までに合計約100機でWi-Fiサービスを利用可能になる予定。
対象機材は、B777、B787、B767、B737、A320の全てのクラス。Q400型機ではビデオ番組、オーディオ番組、電子書籍サービスのみのサービスを提供する。B737-500型機、B737-700型機は同サービスの対象外。
利用可能な機器は、スマホ/タブレット、ノートパソコンなど。ブラウザでは一部閲覧できないコンテンツがあるため、ANA公式モバイルアプリ(iPhone/iPad/Android用)の利用を推奨。搭乗前に最新版のアプリをダウンロードするよう案内している。
国内線初のライブテレビ視聴サービス「ANA SKY LIVE TVサービス」は、スマホなどでリアルタイムでテレビ番組を視聴可能。放送するチャンネルは、プロ野球の巨人主催試合を完全生中継する「日テレジータス」と、日本テレビ報道局のニュース専門チャンネル「日テレNEWS24」、サッカー国内外リーグの番組を24時間放送する「スカサカ!24時間サッカー専門チャンネル」。ニュースやスポーツの最新情報を自宅と変わらずに機内でも楽しめるようになるという。
「ANA Wi-Fi サービス」と「ANA SKY LIVE TVサービス」は、スカパーJSATの通信衛星を利用し、米Panasonic Avionicsによる航空機内インターネット接続サービス「eXConnect」と、航空機内衛星テレビサービス「eXTV」を介して提供される。
テレビのライブ放送以外に、ビデオやオーディオ番組も用意。ビデオ番組は、ANAオリジナル番組を中に、キッズ、バラエティなど全10~15番組を用意。オーディオ番組は、クラシック、ジャズ、邦楽、キッズなど、全20~25番組を利用できる。それ以外にも、電子書籍や、ショッピングサイト、情報サイト、テキストニュースのサービスを提供する。
有料でのインターネット接続サービスも提供。料金は40分プランが550円、フルフライトプランが1,050円。支払いはクレジットカードのみ。なお、大容量のコンテンツをダウンロードすると、インターネット回線のスピードが遅くなる場合がある。
なお、「ANA Wi-Fiサービス」についての詳細は、僚誌トラベルWatchにて掲載している。