ニュース

MSBの「AnalogDAC」をDLNAレンダラーにするモジュール。DSD 11.2MHz対応

 アクシスは、MSB Technologyの「AnalogDAC」(103万4,250円)に搭載する事で、DACをDLNAのネットワークレンダラーとして利用できるようにするモジュール「Network “Renderer” Module」を2月に発売する。価格は27万円。

MSB Technologyの「AnalogDAC」

 AnalogDACは、デジタル入力を3系統まで自在に設定できる着脱可能なプラグイン方式を採用している。この部分に挿入する事で、ネットワークレンダラー機能を追加できるモジュール。

 モジュールにEthernet端子を備え、UPnP AV 2.0、DLNA、HTTPストリーム・オーディオに対応。再生できる音声フォーマットはFLAC/WAV/MP3/ALAC(Apple Lossless)/AAC/AIFF/DSF/DFF。PCMデータは384kHz/32bit、DSDは11.2MHzまでサポートする。

左が「Network “Renderer” Module」。右はAnalogDACに挿入したところ

 ロージッタの発振回路を搭載。AnalogDACとは、I2Sで接続している。なお、モジュールを追加する場合は、AnalogDAC側のファームウェアを2.1「M21D16」以上にしておく必要がある。

 NAS内の音楽ファイルが再生でき、DMC(Digital Media Controller)アプリを介して、再生したい楽曲を選択。レンダラーとして指定されたAnalogDAC+モジュールから再生する形となる。

 また、モジュールを装備したAnalogDACは、入力切替、ボリュームコントロール、位相反転、ビデオモード(リ・クロッキングOFF)、デジタルフィルタの特性切替などを、無線LAN経由でモバイル端末から操作する事も可能になる。

(山崎健太郎)