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4K TVが初めて全体の2割超に。2月出荷実績
'11年からの累計出荷数は100万台突破
(2016/3/24 12:26)
電子情報技術産業協会(JEITA)は23日、2016年2月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。2月の電子機器の出荷金額は前年同月比96%の991億円で、2カ月ぶりのマイナスに転じた。内訳は、映像機器が同103.4%の495億円で2カ月連続プラス。音声機器は同79.6%の48億円、カーAVC機器は同90.9%の447億円で、いずれもマイナスとなっている。
2月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比85.6%の38万1,000台。このうち、4K対応テレビは前年比260.1%の7万8,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は20.5%と、初めて2割超えを記録した。また、'11年からの4K対応テレビの累計集荷台数は107万4,000台となり、100万台を突破した。ハイブリッドキャスト(Hybridcast)対応のテレビは前年比134.5%の14万5,000台で、テレビ全体における割合は38.1%。
サイズ別では、29型以下が同58.5%の9万6,000台、30~36型が同86.2%の11万台、37~49型が同119.1%の12万3,000台、50型以上が同102.8%の5万2,000台。構成比は順に25.1%、28.9%、32.2%、13.7%。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比90.6%の19万2,000台。内訳は、BDレコーダが同87.6%の14万5,000台、BDプレーヤーが同101.4%の4万7,000台。DVDビデオは同74.9%の4万5,000台。ビデオカメラは同98.3%の5万7,000台だった。
ラジオ受信機は前年同月比71.5%の9万8,000台で2カ月連続マイナス、ICレコーダは7万6,000台(同91.4%)で3カ月連続マイナス。ステレオセットは3万6,000台(同125.9%)で、3カ月ぶりのプラス。スピーカーシステムは1万8,000台(同95.4%)で、20カ月連続マイナス。ポータブルオーディオは同101.8%の7万8,000台。
カーナビは前年同月比89.7%の45万2,000台で、3カ月連続マイナスだった。