ニュース

ソニーEマウントでシグマ製EFレンズなどが使えるAF対応マウントアダプタ

 シグマは、ソニーのEマウントカメラでシグマ製のキヤノンEFレンズや独自のSAレンズが使える、AF対応マウントコンバーター「MC-11」2モデルを、4月22日より発売する。EFマウント用「CANON EF-E」とSAマウント用「SIGMA SA-E」を用意し、価格は各37,500円。対応カメラはソニーα7シリーズやα6000/5000シリーズ、NEXシリーズ。

MC-11

 Eマウントカメラ用の電子接点を備え、AF動作や撮影データ(EXIF情報)の反映が可能。対応レンズの各種データを記録しており、専用の制御プログラムを用いてAF駆動や絞り制御などを最適化している。AF動作はファストハイブリッドAF/コントラストAFに対応する。なお動画撮影時はMFでの使用になるという。

 独自の手ブレ補正「OS機構」を搭載したレンズも使用でき、手ブレを効果的に抑えられる。さらに、ボディ内手ブレ補正を搭載したα7IIシリーズでは、ボディ側とレンズ側の手ブレ補正機構を連動させ、角度ブレ補正をレンズ側に行なわせてさらに高い効果を得られるとする。そのほか、周辺光量/倍率色収差/歪曲収差などカメラ側の補正機能にも対応する。

側面
カメラに装着したところ

 シグマの対応レンズは、フルサイズ用の標準ズーム「24-105mm F4 DG OS HSM | Art」や、超望遠ズーム「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」、単焦点「50mm F1.4 DG HSM | Art」。APS-C用は高倍率ズーム「18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary」など。詳細は同社サイトで公開している。対応レンズ以外は動作保証外。また、テレコンバーターの使用はできない。APS-C用のDCレンズをフルサイズのα7シリーズに装着する時は、オートクロップ機能を利用できる。

 外形寸法は69.4×26mm(最大径×長さ)。重量は125g。装着したレンズの対応状況や、レンズデータの更新が必要かどうかかがわかるLEDインジケータを搭載する。今後発売されるレンズについては、パソコン用専用ソフトを使ってレンズデータを更新することで対応する。

(庄司亮一)