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FMチューナーにこだわるアキュフェーズ、フルデジタルアンプ「CRI D-Amp Driver」とは!? JASジャーナル最新号
2025年11月4日 15:00
日本オーディオ協会は、オーディオ・ビジュアル関連のニュースや新技術、協会会員による投稿などを掲載した「JASジャーナル2025年秋号(Vol.65 No.4)」を公開した。秋号では、アキュフェーズのFMチューナーの歴史や、フルデジタルアンプ「CRI D-Amp Driver」の解説、香港ハイエンドオーディオ&ビジュアルショウ2025のレポートなどを読むことができる。
「アキュフェーズFMチューナーの歴史 ~聴く歓びを磨き続けた50年~」(アキュフェーズ常務取締役 大貫昭則氏)では、1972年に春日二郎氏がトリオを退職し、新たな挑戦として「アキュフェーズ株式会社」を設立。高級オーディオの新たな世界を切り拓き、1973年9月にAM/FMステレオチューナー「T-100」を発売するまでの経緯などを紹介。T-100は発売から50年が過ぎた今もなお現役で活躍しているセットも存在しているという。
T-100を皮切り、最新のT-1300を含めて15機種の製品を発売しており、最新機種T-1300のこだわりなども語られている。
CRI・ミドルウエアが開発し、OTOTEN2025で話題となったフルデジタルアンプ「CRI D-Amp Driver」の詳細も、同社開発本部 音響開発部 小松義一副部長が執筆。
音源の音声処理からスピーカー端までフルデジタル処理を行ない、スピーカーを直接パルス駆動。スピーカーやHブリッジ素子、電源を除き、アナログ要素がほとんど無いため、ノイズや歪みの少ない、原音に忠実な再生ができるという。
「個人会員に聞く! 第11回」では、協会専務理事の末永信一がインタビュアーとなり、嚢無し4兄弟(!?)の座談会が展開。オーディオ業界との関わりが深いメンバー達による、オーディオに興味を持ったキッカケや、OTOTENの舞台裏、協会の未来について語られている。



