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4K VIERAをFireTV Stick利用でキャリブレーションする「CalMAN Control」キット

 エディピットは、パナソニックの4K対応テレビ「VIERA」向けに最適化した米SpectraCAL製のキャリブレーションソフトなどを含む「CalMAN Control for Panasonic 4K TVキャリブレーションKit」を、4月4日より発売する。同梱品などが異なる3種類のスターターキットを用意し、価格は65,000円~125,000円。VIERAの対応モデルはAX800、AX900、AX900F、CX800、CX800Nの各シリーズ。

CalMAN Control for Panasonic 4K TVキャリブレーションKit

 SpectraCALのホームシアター向け映像キャリブレーションソフト「CalMAN Control」(英語版)に、対応VIERAとネットワーク経由で同期できる「ダイレクト・ディスプレイ・コントロール(DDC)」などを搭載。さらに、パターンソースジェネレータソフト「MobileForge」や、同ソフトを利用するためのハードとしてAmazonのHDMIスティック「FireTV Stick」などもセットにした製品。FireTV StickでMobileForgeを無償ダウンロードすることで、パターンソースジェネレーターとして利用できる。

CalMAN Control

 CalMAN Controlは、2ポイントグレースケール、マルチポイント・グレースケール&ガンマ、カラーマネージメント(CMS)の各項目内で、映像調整を自動で行なうオート・キャリブレーションに対応。ディスプレイのキャリブレーションに詳しくなくても、自動で調整できるという。ソフトの対応OSは、Windows 7以降(8.1 Pro推奨)。

VIERAにFireTV Stickを装着
パターンソースジェネレータソフト「MobileForge」を利用

 3種類のスターターキットのうち、「スターターキット-1-」(125,000円)には、カラーメーターとして「SpectraCAL C6 リファーブ」(再生品、本体のみ、90日間保証)が付属。「スターターキット-2-」(175,000円)には、カラーメーターに「SpectraCAL C6 通常版」(キャリーケース、三脚用トライポット、本体1年保証)を同梱する。「スターターキット-3-」(65,000円)はX-rite i1Display Proなどを持つユーザー向けで、カラーメーターが付属しない。いずれのキットにも、FireTV Stickや、日本語セッティングガイド、操作ガイドなどが付属する。

スターターキットの1と2にはカラーメーター「SpectraCAL C6」が付属
パソコンとの接続例

(中林暁)