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独Fischer Amps製のプロ向けインイヤモニター。BA 4基で52,900円

 宮地商会M.I.D.は、独Fischer Amps(フィッシャー・アンプス)製イヤフォンの取扱いを開始。バランスド・アーマチュア(BA)ドライバ搭載の4モデルを4月12日より発売する。税込価格は、2ドライバの「FA2E」が39,900円、3ドライバの「FA3E XB」が45,900円、3ドライバで遮音性を調整できる「FA3E Ambient」が52,900円、4ドライバの「FA4E XB」が52,900円。

4ドライバ搭載の「FA4E XB」(Blue)

 Fischer Ampsは、演劇や舞台、ライブで使われる周辺機器を開発/販売しており、同社の業務用インイヤモニター(IEM)を、宮地商会がコンシューマー向けに国内で販売する。

 遮音性能の高さや、人の耳に心地好く聞き取りやすいという周波数特性、激しい動きを想定したフィット感、高い防湿・防滴性能などを特徴としている。4モデルともケーブル長は121cmで、プラグは金メッキのステレオミニ。

 FA2Eは2ウェイ2ドライバ構成で、「わずかな低域のブーストとスムーズなミッド・ロールオフ、クリアな高域によるパワフルなサウンド」が特徴。カラーはClear。周波数特性は20Hz~17kHz、インピーダンスは22Ω。感度は114dB。

2ドライバの「FA2E」

 FA3E XBは、2ウェイ3ドライバを内蔵。「わずかにエンハンスされた低域とハイファイでパワフルなサウンドで、オーディオ愛好家だけでなくオンステージでのモニタリング用途にも最適」としている。カラーはSlateblueとGrayの2色。周波数特性は20Hz~17.5kHz、インピーダンスは17Ω。感度は119dB。

FA3E XB(Slateblue)
FA3E XB(Gray)

 FA3E Ambientも2ウェイ3ドライバだが、フェイスプレートのネジを着脱することで、遮音性能を-25dB~-9dBの範囲で調整できるのが特徴。カラーはGray。周波数特性は20Hz~17.9kHz、インピーダンスは19Ω。

FA3E Ambient

 FA4E XBは、高域×1と中域×1、低域×2の3ウェイ4ドライバモデル。「絶妙にエンハンスした低域とクリアでリニアな中高域によって最大限に華麗なサウンド」としている。カラーはBlueとGrayの2色。周波数特性は20Hz~18.5kHz、インピーダンスは19Ω。感度は119dB。

FA4E XB(Gray)

(中林暁)