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三菱と船井/DXアンテナ、テレビが電源ON/OFFを繰り返す問題の対策でソフト更新

 三菱電機と、船井電機、DXアンテナの液晶テレビで東海3県(愛知、岐阜、三重)を中心に発生していた、電源がOFF/ONを繰り返す不具合について、対象製品へのソフトウェア自動更新が4月11日から順次行なわれる。更新は地上/BSデジタル放送の放送電波を用いて実施する。

三菱電機の対象モデル「LCD-40MXW400」('10年製)

 この問題は、各社の一部テレビにおいて、3月18日午前5時頃から19日午前5時頃にかけて、視聴中に電源ON/OFFを繰り返したというもので、愛知、岐阜、三重の東海3県を中心に発生。原因は「対象製品が受信した一部の番組データ処理過程においてエラーが発生し、リセット機能が作動したため」としており、対策としてソフトウェア更新を実施する。

 三菱は11日から、船井電機とDXアンテナは18日から、放送電波を用いたソフトウェアの自動更新が行なわれ、不具合が修正される。三菱の対象モデルは'10~'12年製で、HDDやBlu-ray Discドライブを搭載していない「LCD-40MXW400」など、計41機種。DXアンテナは「LVW-F406」など計34機種。いずれも初期設定で自動ダウンロードを行なう設定になっている。

 なお、三菱が当初発表した、不具合の対象モデルに含まれていた'09年製の3機種(LCD-52MZW300/46MZW300/40MZW300)は対象モデルではなかったという。

(庄司亮一)