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JASRAC、熊本地震被災者の著作権使用料徴収を3カ月停止

ホテルや飲食店など。7月以降は復興状況により判断

 日本音楽著作権協会(JASRAC)は、4月14日から断続的に発生している熊本県熊本地方を震源とする地震の被災事業者の著作物使用料徴収を、7月まで行なわないと発表した。

 対象となる地域は、熊本県の全域で災害救助法適用地域(4月15日時点)。対象地域が拡大した場合は、同様の措置を拡大する。徴収を停止する期間は4月から6月までの3カ月間で、7月以降の取り扱いについては今後の復興状況により対応するとしている。

 対象となる施設は、対象地域に所在し、年間の包括利用許諾契約を締結している飲食店、ホテル・旅館、カラオケボックス、各種教室、CDレンタル店など。

(臼田勤哉)