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受注生産から6年、「ゼーガペイン」BD-BOXが一般販売。10周年プロジェクト始動

ゼーガペイン
※ジャケットとは異なります
(C)サンライズ・プロジェクトゼーガ

 サンライズのアニメ「ゼーガペイン」が2016年でテレビ放送10周年を迎え、10周年プロジェクトとして再始動。その一環として、テレビシリーズのBlu-ray BOXが8月31日に発売される。タイトルは「ゼーガペイン10th ANNIVERSARY BOX」。6年前にも受注生産されているが、今回のBOXは10周年を記念した特典を盛り込んだ形となる。価格は32,000円。発売・販売元はバンダイビジュアル。品番はBCXA-1159。

 片面2層ディスク6枚に、全26話を収録。本編の収録時間は約630分、特典は約175分。

 今回のBOX用に、新たに収録する特典として、2015年8月31日に「サンライズフェスティバル2015白南風」で上映されたスペシャル編集版の映像を収録。さらに、新たなオーディオコメンタリも収める。このコメンタリに向け、公式サイトで収録話数アンケートが5月9日まで実施中。

 また、6年前のBOXに収録した特典である、6、20、11、16、26話のコメンタリも再収録。ノンスーパーオープニング、ノンスーパーアバン、ノンスーパーエンディング、フルコーラスエンディング、第11話オリジナルシナリオ版(エンディング部分を新規編集)、PV(ゲーム予約特典「スペシャルダイジェストDVD」収録のPVを含む全4種)、デジタルギャラリー(版権イラスト)も再収録する。

 ブックレットも同梱。ケースは描きおろし収納BOXとなる。映像はMPEG-4 AVCで、16:9、1080p。特典の一部は1080i。

10周年プロジェクトが進行中

 5月4日に徳島で開催される大規模アニメイベント「マチ★アソビ」に参加。ufotable CINEMAにて、上映会&スタッフトークショーなどが予定されているほか、上映イベント「サンライズフェスティバル」で過去に上映したスペシャルver.を上映予定。

 7月16日には、「10th Anniversary ゼーガペイン SBG 夏の始まり@舞浜サーバー」を開催。作品の舞台・舞浜で行なわれる10周年記念イベントで、朗読劇、アーティストライブなどが披露される。

 さらに10月15日から、新宿ピカデリー(東京)・シネマイクスピアリ(舞浜)ほかにて、TVシリーズを再編集&新規カットを加え、新解釈の内容とした新作「ゼーガペイン ADP」の劇場上映が決定。新キャラクターが登場するほか、セリフは全編新アフレコとなる。

 これらの詳細は公式サイトを参照のこと。

ゼーガペインとは

 「ゼーガペイン」は2006年にオンエアされた全26話構成のテレビアニメ。水泳が生きがいの少年・キョウは、県立舞浜南高校で高校生活を楽しんでいた。しかし、謎の転校生シズノの登場により平穏な生活は乱される。彼女に導かれるまま異世界に転移したキョウは、そこで巨大ロボットに乗り、謎の敵と戦う事になったのだ。

(C)サンライズ・プロジェクトゼーガ

 だが、異世界での戦闘と、舞浜での普通の生活を繰り返すうちに、キョウの中に数々の疑問が生まれていく。次第に明らかになる“世界の隠された秘密”。キョウは明かされた真実に苦悩しながらも、自分や仲間を守るために戦いに身を投じていく……。

(C)サンライズ・プロジェクトゼーガ

 一見すると普通のロボットアニメだが、意外性のある設定と練りこまれたストーリー、そして絶望的な状況下における人間ドラマも真正面から描ききった名作として、アニメファンに高く評価されている。

(C)サンライズ・プロジェクトゼーガ
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ゼーガペイン
10th ANNIVERSARY BOX

(山崎健太郎)