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好みのサウンド調整+大幅軽量化のBluetoothイヤフォン「JayBird Freedom」

 フォォーカルポイントは、4月29、30日に東京 中野のサンプラザ中野において開催されている「春のヘッドフォン祭 2016」において、JayBirdのスポーツ向けBluetoothイヤフォン新「JayBird Freedom Bluetoothイヤフォン」を参考出展した。

JayBird Freedom Bluetoothイヤフォン

 スポーツ向けBluetoothイヤフォンとして人気のJayBirdのフラッグシップモデルで、ハウジング部を大幅に軽量化し、落下を防ぐとともに装着性や向上。音質も向上した。6月下旬の発売を予定しており、価格は25,000円前後。カラーは4色で展開予定。

JayBird Freedom Bluetoothイヤフォン

 従来のJayBird X2などではハウジング部にバッテリを内蔵していたが、JayBird Freedomはマイクリモコン部にバッテリを移すことで、ハウジングを大幅に小型化。さらに小型のメタルハウジングにより、レスポンスの良い低域など音質面でのメリットも出ているという。

JayBird X2(左)とJayBird Freedom(右)のサイズ比較
JayBird X2(左)とJayBird Freedom(右)

 運動中でも外れにくくするシリコンパーツ「セキュアフィット」も搭載し、防汗仕様。小型/軽量化やセキュアフィットの採用により、スポーツ時などにもより外れにくくなっている。

 ただし、バッテリ容量は減っているため、バッテリ駆動時間はJayBird X2の8時間から、JayBird Freedomでは4時間まで短くなっている。また、充電にはマイクリモコン部に装着する専用充電アダプタを利用し、USB給電する。この充電アダプタ部にもバッテリを内蔵しており、マイクリモコンに装着することで最大8時間までバッテリ駆動を延長できる。

マイクリモコンに専用充電アダプタを装着することで最大8時間の再生が可能に(製品版ではアダプタはマイクと同色になる予定)

 Bluetoothでの通話やリモコン操作に対応するほか、新たに複数台からの接続が可能なマルチポイントに対応した。コーデックは独自のShiftコーデックとSBCに加え、AACもサポートした。スポーツ仕様のComplyフォームチップが付属。本体重量は未定。

 新アプリ「MySound」もAndroid/iOS向けに提供予定。このアプリでは、JayBird Freedomの高域や定期などをカスタマイズし、好みの音質に調整。同サウンド設定をJayBird Freedom本体に転送することで、他のデバイスから接続した際もカスタマイズした音質で音楽を楽しめるという。なお、JayBird X2などの従来モデルは、MySoundによるサウンドカスタマイズに対応しないが、海外ではJayBird X3というMySound対応新製品が発表されているという。

MySoundでサウンドカスタマイズ

 また、JayBirdについては、米Logitech(日本ではロジクール)による買収が発表されているが、日本における販売やサポート体制に変更はないとのこと。

同梱品

(臼田勤哉)