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アイ・オー、広色域/狭額縁23.8型液晶「PhotoCrysta」

 アイ・オー・データ機器は、色再現性を向上させた狭額縁の23.8型液晶ディスプレイ「PhotoCrysta」シリーズの「LCD-HC241XDB」を6月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、36,800円前後。

LCD-HC241XDB

 23.8型/1,920×1,080ドットの広視野角ADSパネルを搭載した液晶ディスプレイ。視野角は上下左右178度で、観る位置や角度による色やコントラストの変化が少ないとする。Adobe RGB比95%、Adobe RGBカバー率は90%の広色域パネルを採用。写真やグラフィック、デザインなどの作業に適するとしている。

 バックライトはLEDで、輝度は250cd/m2。コントラスト比は1,000:1。応答速度は14ms(グレー to グレー)で、オーバードライブ回路最大時は5.1ms。表面はノングレア。5段階の設定が可能な超解像技術を備え、入力映像の解像度に合わせて最適な拡大を行なえる。拡大時のぼやけも改善できる。また、ブルーライト低減機能「ブルーライトリダクション」も搭載する。

 入力端子はHDMI×2、DisplayPort×1、アナログRGB(D-Sub 15ピン)×1。ステレオミニの音声入力と、ヘッドフォン出力を装備。ステレオスピーカーも搭載する。

背面

 最大出力3Aの給電用USB端子を1基備え、HDMIスティック型デバイスやスマホなどへの給電が行なえる。手持ちのHDMIスティック型PCと組み合わせ、縦表示でのデジタルサイネージ利用も想定している。

 約8mmの狭額縁フレームを採用し、複数のディスプレイを並べて利用するマルチディスプレイ時でもフレームが気にならないとする。消費電力は最大51Wで、待機時は0.5W。スタンドは108mmの高さ調整、上22度/下5度のチルト、320度のスイーベル、90度のピボットに対応する。 スタンドを含む外形寸法は547×226×388~496mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.5kg。

スタンドは108mmの高さ調整が可能
ピボット機構も備える

(庄司亮一)