年末特別企画
Amazonアフィリエイト注文数ランキング【2016年】
「SWフォースの覚醒」BDが「シン・ゴジラ」「ガルパン」抑えて首位
2016年12月27日 10:00
2016年にAV Watch経由で注文された、Amazonアフィリエイト注文数の上位20位までを集計した。ソフト/ハードウェアの区別をつけずに、AV Watch読者の購入動向からAV業界のトレンドを探った。集計期間は2016年1月1日から12月26日まで。複数のパッケージバージョンがあるタイトルは合算している。
2016年に最も注文を集めたのは、5月に発売された「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のBlu-ray。 前作から約10年、シリーズの新たな3部作の1作目として作られたもので、第2作は2017年に公開予定。現在はスピンオフ作品の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」も公開されている。
2位は「シン・ゴジラ」のBD。発売は来年の3月22日で、BD化の発表も12月20日に行なわれたばかりで集計的には不利だが、急速に注文を集めて見事2位を獲得した。2K BDだけでなく、4K UHD Blu-rayもラインナップしている。
3位はアニメ「ガールズ&パンツァー 劇場版」のBD。劇場公開は2015年11月スタートだが、口コミが広まり、公開館数が徐々に増加。遂には異例の丸1年連続ロングラン上映を達成。戦車のサウンドにこだわった“センシャラウンド”も話題となり、各地の映画館で爆音上映された作品でもある。BD版も音声・特典ともに充実の仕様で、人気を集めた。
新作ではないが、多数の注文を集めたのはアニメ「ひぐらしのなく頃に」、「ひぐらしのなく頃に解」の“全話いっき見ブルーレイ”。テレビアニメの全話を、1枚のBDに、DVD画質を上回る“ハイレートSD(480i)"画質でギュッと詰め込んだのが特徴。これまでのBDは“とにかく高画質”というイメージだが、画質をある程度に抑えて大量の映像を収録した商品スタイルは、BD市場の成熟を示すものでもあり、2017年も増えていきそうだ。
テレビドラマでは、新しいタイプのラブストーリーとして大きな話題となった“逃げ恥”こと「逃げるは恥だが役に立つ」 のBD-BOXも上位にランクイン。
ハードウェアでは、HDMIスティックタイプのAmazon.co.jpのメディアプレーヤー「Fire TV Stick」がトップ。税込4,980円という手軽な価格で、Hulu、Netflix、YouTubeなど、話題の映像配信が楽しめるようになる製品で、独自コンテンツへの注力などで映像配信が今年大きな注目を集めた事を反映しているとも言えそうだ。