編集後記

2019年2月1日

山崎健太郎

VRの映像やゲームはそれなりに体験し、リアルさにもある程度“驚き慣れ”していると思っていましたが、PSVRでプレイした「エースコンバット7」は思わず自室で「おわっ!!」と叫んでしまいました。

空母から発艦するスピード感の表現が素晴らしく、「これはVRだ」と何度自分に言い聞かせても“椅子が勝手に前に動いている感”に包まれてしまいます。空を飛んでいる気持ちよさと同時に、戦闘機の下には何もない、落ちたら終わりという“怖さ”も襲ってきて「こんな世界で冷静に操縦できるパイロットって何者なんだ」と改めて尊敬の念を抱いた次第。

中林暁

ますます色々なサービスや物がサブスクリプションになって面白いとは思いつつ、実際に使う側としては、「始めやすく止めやすい(一時休止とか)」のが結局いい印象で、使い続けていくように思います。

庄司亮一

仕事用のMacBook AirをmacOS Mojaveにアップデートして、ついでに時間にあわせて壁紙を変えてくれる“ダイナミックディスプレイ”を設定してみました。デフォルトではモハベ砂漠の風景が、朝昼夕と時間が過ぎるにつれて明るくなったり暗くなったりするだけで味気ないんですが、「24 Hour Wallpaper」という有料アプリ(840円)を買ったら数十種類の壁紙が利用可能に。時間によって壁紙が変わる、ただそれだけの地味な機能ですが、文字だらけのデスクトップに彩りが増えて、何となく癒やされます。

壁紙によっては4K/5K解像度の写真も用意されているらしいですが、このMBAは残念ながら4K出力をサポートしていないモデルなので試せず……いつか買い換えたら使いたいです。

阿部邦弘

一足先に、深海番組を300インチスクリーンで観てきました。番組スタッフや研究者の方が話していたように、終始、あたかも自分が探査船の窓から海底1,300mの世界を眺めているような感覚になりました。

文中に出てきた熱水噴出孔は、海底の奥へと染みこんだ海水が、数キロ下にあるマグマ溜まりで熱せられて、海底表面へと上昇して噴出するのだとか。数キロ下にはマグマがあり、300度の熱水が至る所から沸いている……えーと、あの生き物たちが暮らしている海底は、一体何℃なんでしょか?