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福岡ホークスタウンモール跡地再開発で、ユナイテッド・シネマが再出店へ
2016年10月31日 13:16
三菱地所は、福岡県福岡市中央区のホークスタウンモール跡地において、大規模商業施設と分譲タワーマンション2棟を建設する複合再開発を進めることを決定した。福岡ヤフオク!ドームやヒルトン福岡シーホークに隣接する約5.4万m2の敷地に、延床面積約12.5万2の天神以西で最大規模となる商業施設と、三菱地所レジデンスによるタワーマンション2棟で構成する複合開発を推進。商業施設にはシネコンの「ユナイテッド・シネマ福岡」が再出店予定で、「福岡市の新たな賑わいの拠点となるランドマークを目指し、事業を進めていく」という。
商業施設は、三菱地所の旗艦商業施設ブランド「MARK IS(マークイズ)」を予定。「豊富な商圏人口を背景に、上質な日常を実現するモノやサービスに加え、エンターテイメント機能を盛り込みトキを楽しむコンテンツを集め、居心地のよい空間を備えた施設を目指す」としている。
シネコンのユナイテッド・シネマ福岡は、2016年3月のホークスタウンモールの営業終了に伴い、一時休館していたが、今回の再開発にあわせて再出店に基本合意。ユナイテッド・シネマでは、「三菱地所と協力し、福岡市の皆様にとって、なくてはならない存在になるべく、邁進する」としている。また、福岡市に不足しているホール機能を維持すべくライブハウス「Zepp福岡」とも再出店について基本合意している。
全体街区の敷地面積は約54,400m2で、うち商業施設等は約42,300m2。商業施設は、地上4階 塔屋1階(本体等)、地上8階(アネックス棟)。延床面積は125,000m2。店舗数は150~200を予定。2017年上期に着工し、2018年度下期の開業を目指す。
共同住宅等は2棟となり、いずれも地上28階。延床面積は約72,300m2(2棟合計)、総戸数は578戸。