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ドコモ、初の4K HDR液晶/960fpsスロー撮影対応「Xperia XZ Premium」
2017年5月24日 11:28
NTTドコモは、スマートフォンで世界初の4K HDR液晶ディスプレイを備えた5.5型「Xperia XZ Premium」(SO-04J)と、5.2型フルHDの「Xperia XZs」(SO-03J)を発売する。
どちらも960fpsスロー動画や静止画の先読み撮影が可能な1,920万画素リアカメラを搭載する、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン。本体はIPX5/8、IP6X対応の防水・防塵仕様。OSはAndroid 7.1。
| 製品名 | Xperia XZ Premium | Xperia XZs |
|---|---|---|
| 液晶 | 4K/HDR 5.5型 | フルHD 5.2型 |
| カメラ | 1,920万画素リアカメラ 1,300万画素フロントカメラ Motion Eye | |
| オーディオ | ハイレゾ/NC、LDAC | |
| CPU | MSM8998 | MSM8996 |
| ROM/RAM | 64GB/4GB | 32GB/4GB |
| バッテリ | 3,230mAh | 2,900mAh |
| 外形寸法 | 156×77×7.9mm | 146×72×8.1mm |
| 重量 | 191g | 161g |
初の4K HDR液晶スマホ「XZ Premium」。dTVが4K HDR
最上位モデルの「Xperia XZ Premium」は、スマートフォン初となる、5.5型/3,840×2,160ドットの4K HDR液晶ディスプレイを搭載。HDR 10をサポートし、HDR(ハイダイナミックレンジ)コンテンツのリアルな映像表現に対応する。
XZ Premiumの発売に合わせ、映像配信サービス「dTV」が4K HDRコンテンツの取り扱いを開始予定。また、スポーツライブストリーミングの「DAZN(ダ・ゾーン)」やYouTubeの映像も、4Kアップスケーリングによる4K画質で楽しめるとする。
1,920万画素リアカメラ/1,300万画素フロントカメラを搭載。リアカメラはスマホでは世界初の1/2.3型メモリ積層型イメージセンサー「Exmor RS for mobile」と、画像処理エンジン「BIONZ for mobile」、新しいソニー製Gレンズを組み合わせた「Motion Eye」システムを採用。
30fpsの32倍となる最高960fpsの「スーパースローモーション」撮影や、シャッターを切る直前の静止画が撮れる「先読み撮影」に対応。いずれもメモリへのデータ読み出し速度を、従来の5倍に高速化したことで実現した。センサーは画素数を抑えてピクセルサイズを19％アップさせ、暗い場所でも明るく撮れるという。ノイズも従来比50%に抑えているほか、レンズは高解像度で歪まないことを特徴とする。4K動画撮影や、5軸手振れ補正にも対応する。
「スーパースローモーション」では、960fpsで約0.2秒のスロー動画撮影が可能。動画の一部を32倍のスローモーション映像(約6秒)にする「スーパースロー」と、約6秒のスローモーション映像のみを記録する「スーパースロー(ワンショット)」の2種類が利用できる。屋外でボールを蹴る瞬間や、パーティーでクラッカーを放つ瞬間など、何気ない一瞬を動画で印象的に残せるという。ビデオ解像度はHD(720p)となる。
静止画撮影では、被写体の動きを検出して自動的に最大4フレームの画像を一時保存し、シャッターが押される直前の写真も記録する「先読み撮影」に対応。また、ゴルフスイングなどの高速な被写体撮影時の動体ゆがみを抑える「アンチディストーションシャッター」も搭載する。
ハイレゾ音楽再生も可能で、デジタルノイズキャンセリング機能も搭載。Bluetooth接続時のコーデックはLDACもサポートする。インターフェイスはUSB Type-C端子で、高速なデータ転送が可能なUSB 3.1 Gen1に対応する。なお、USB Type-Cケーブルは別売。
バッテリ容量は3,230mAhで、Qnovoのバッテリ制御技術を採用。従来の「いたわり充電」を強化し、アラーム設定と連携してユーザーの起床前に満充電になるよう充電速度を調整。生活習慣を学習して、充電が切れる見込みの時刻を通知する「スマートSTAMINA通知機能」も備えた。
チップセットはQualcomm Snapdragon 835(MSM8998)で、2.45GHz×4+1.9GHz×4のオクタコア構成。メモリは4GB、ストレージは64GB。タスクやキャッシュを最適化し、快適なパフォーマンスを維持するという「スマートクリーナー」の学習アルゴリズムも強化し、ユーザーのスマホの使い方に合わせてパーソナライズしたアシストを可能にする。
外装はメタル素材を採用し、鏡面仕上とした。カラーバリエーションは、XZ Premiumがディープシーブラックとルミナスクロームの2色。外形寸法は156×77×7.9mm(縦×横×厚み)。
Xperia XZs
5.2型フルHD液晶を搭載。カメラはXZ Premiumと共通で、1,920万画素リアカメラ/1,300万画素フロントカメラを搭載。ハイレゾ対応で、デジタルノイズキャンセリング機能も搭載。BluetoothのコーデックはLDACもサポートする。
チップセットはQualcomm Snapdragon 820(MSM8996)で、2.2GHz(デュアルコア)+1.6GHz(デュアルコア)のクアッドコア構成。メモリは4GB。ストレージは32GB。
バッテリ容量は2,900mAh。「いたわり充電」には、XZ Premiumと同様にアラーム設定との連携機能や、生活習慣を学習して、充電が切れる見込みの時刻を通知する「スマートSTAMINA通知機能」も備える。
外装はメタル素材のALKALEIDO(アルカレイド)で、サンドブラスト加工を施して表面をマットな質感にした。インターフェイスはUSB 2.0でType-C端子。USB Type-Cケーブルは別売。外形寸法は146×72×8.1mm(縦×横×厚み)、重量は161g。カラーバリエーションはブラック、ウォームシルバー、アイスブルー、シトラスの4色。
