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JVC、大容量バッテリ搭載のBluetoothヘッドフォン。最上位はNC機能付き

 JVCケンウッドは、JVCブランドのBluetoothヘッドフォン3機種を6月上旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は「HA-S88BN」が13,000円前後、「HA-S58BT」が8,000円前後、「HA-S38BT」が5,000円前後。S88BNはノイズキャンセル機能も搭載。カラーはS88BNとS58BTがブラック、S38BTはブラック、レッド、ホワイトを用意する。

「HA-S88BN」

 いずれも屋外での使用を想定したポータブルBluetoothヘッドフォン。コーデックはSBCに対応、SCMS-Tにも対応し、ワンセグの音声も伝送できる。プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPをサポート。

「HA-S58BT」
「HA-S38BT」

 S88BNはアラウンドイヤー、S58BTとS38BTはオンイヤータイプ。S88BNのみの特徴として、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載。内蔵マイクで集音したノイズを打ち消す信号を生成・再生する事で、騒音が気になる環境でも快適な再生ができるという。

 さらにS88BNはNFCもサポート。対応するスマートフォンと、Bluetoothのペアリングがワンタッチでできる。ワイヤレスだけでなく、有線接続にも対応。

 ドライバは40mm径で、二重構造ハウジングと高磁力ネオジウムマグネットを組み合わせ、「伸びのある高域と締まりのある低域再生を実現する」という。ハウジングは光沢仕上げ。イヤーパッドとヘッドパッドには、肌触りの良いソフトなレザー調素材と低反発クッションを使っている。

「HA-S88BN」の使用イメージ

 S58BTのユニットは30mm径で、高磁力ネオジウムマグネットを採用。再生周波数帯域はS88BNが8Hz~25kHz(有線接続時)、S58BTとS38BTは20Hz~20kHz。

 大容量バッテリを搭載し、S88BNはワイヤレスで約27時間(ノイズキャンセリングOFF時)、約16時間(同ON時)、有線でノイズキャンセリング利用時は約35時間の連続再生が可能。S58BTとS38BTは、ワイヤレスで約17時間の再生ができる。

「HA-S58BT」の使用イメージ

 S88BNとS58BTには、3つのプリセットサウンドモードを搭載。ノーマルモードに加え、迫力のある低音再生のバスブーストモード、ボーカルを際立たせるクリアモードが利用できる。S38BTはバスブースト機能のみ。

 いずれのモデルもハウジングを平らに折りたたみでき、S88BNは、折りたたんだハウジングをヘッドアーム側に収納してよりコンパクトにできる。重量はS88BNが約195g、S58BTが約147g、S38BTが約143g。

「HA-S38BT」の使用イメージ