映画「ドリーム」がUHD Blu-ray化。NASAを支えた3人の女性の奮闘

　1960年代にNASA(アメリカ航空宇宙局)で活躍した実在の女性たちを描いた映画「ドリーム」が、20世紀フォックスから2018年2月2日に4K Ultra HD Blu-ray化される。価格は、UHD BD+BD版(品番:FXHA-69541)が5,990円、BD+DVD版(FXXF-69541)が3,990円。

ドリーム 4K ULTRA HD＋2Dブルーレイ/2枚組
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

　1960年代の宇宙開発競争で、アメリカ合衆国の威信をかけた一大事業「マーキュリー計画」を支えた3人の女性、キャサリン、ドロシー、メアリーの奮闘を描いた作品。全米で「ラ・ラ・ランド」を超えるヒットとなった。監督はセオドア・メルフィ。出演は、タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケビン・コスナー、キルスティン・ダンストほか。日本では、9月の劇場公開前に、邦題が「ドリーム 私たちのアポロ計画」から、「ドリーム」に変更されたことでも一部で話題となった。

　UHD BDには、セオドア・メルフィ監督とタラジ・P・ヘンソン(キャサリン役)によるコメンタリを収録。BDにも2人のコメンタリを収めるほか、映像特典として「完成までの数式」、「未公開シーン集(セオドア・メルフィ監督による音声解説付き)」、「1960年代のNASAをジョージアで再現する」、「スティル・ギャラリー」、オリジナル劇場予告編を収録する。BD+DVD版のBDにも、上記BDと同じ特典を収録。

　本編は126分。音声は、UHD BD/BDともに英語がDTS-HD Master Audio 7.1ch、日本語はDTS 5.1ch。

ドリーム 2枚組ブルーレイ&DVD
(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

あらすじ

　1961年、アメリカはソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げていた。NASAのラングレー研究所には、ロケットの打ち上げに欠かせない“計算”を行なう優秀な黒人女性たちのグループがあった。そのひとり、天才的な数学者キャサリンは宇宙特別研究本部のメンバーに配属されるが、そこは白人男性ばかりの職場で劣悪な環境だった。仲の良い同僚で、管理職への昇進を願うドロシー、エンジニアを目指すメアリーも、理不尽な障害にキャリアアップを阻まれていた。

　それでも仕事と家庭を両立させ夢を追い続けた3人は、国家的な一大プロジェクトに貢献するため自らの手で新たな扉を開いていくのだった……。

(C)2018 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.