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ELAC、Roon/Spotify再生対応の小型プリメインアンプ

ユキムは、ELACのネットワークオーディオ再生対応プリメインアンプ「DS-A101-G」を6月下旬に発売する。価格は138,000円。

DS-A101-G

出力80W×2ch(8Ω)のプリメインアンプに、Roon対応のネットワーク再生機能やDACを搭載した製品。NASやパソコン、インターネットラジオ、ストリーミング音楽サービスなどを聴ける。操作はスマホやタブレットで行なえる。

無線LANとLAN端子を備え、「Streamモード」を搭載。RoonやSpotify Connect、AirPlayに対応する。入力端子は同軸/光デジタル音声(192kHz/24bit対応)×各1、アナログ音声(RCA)×2。Bluetoothも搭載し、aptXコーデックをサポートする。

サブウーファー出力やプリアウトも装備。「このソリューションの大きな利点は、テレビ用にサウンドバーを購入する必要がないことと、再生品質が明らかに優れていること」としている。スピーカー出力端子は2系統装備。

背面

新しいBASHトラッキングアンプを搭載。このアンプ回路は、A/B級アンプにスイッチング電源を使用。電源は毎秒400,000回以上切り替わり、入力音声信号に追従。「音楽と映画のダイナミクスを最適に再現するために、その時点で必要な電圧を正確に、さらに余裕をもって供給する」という。

無料のスマホ/タブレットアプリで設定や操作が可能。アプリと連携する「ABCテクノロジー(自動ブレンド&キャリブレーション)」も搭載。スマホなどでスピーカーとサブウーファーの音を測定、サブウーファーとのクロスオーバー周波数と位相を最適に調整できる。また、Auto Blend機能によりスピーカーとサブウーファーの併用時に200Hz以下の周波数曲線を最適化する。

スマホ/タブレットアプリ画面

可変ラウドネス回路も搭載し、ラウドネスゲインを任意の方法で設定可能。ディスプレイ表示は、各入力に任意の名前を付けることが可能。カスタム名は、アンプのディスプレイだけでなくアプリにも表示される。

外形寸法は214×313×60mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.8kg。学習リモコン、バナナプラグ、電源ケーブルなどが付属する。

ディスプレイ部

【訂正】記事初出時、「テレビの音声入力時にリップシンクも可能」としていましたが、実際はリップシンクに対応していないため削除しました。また、「DLNA対応」と、「Calibrate(Auto EQ)」も誤りのため削除しました(6月14日)