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DAZN、11月30日に発生したJ1リーグ 9試合の配信障害を謝罪。原因はメタデータ

DAZNは4日、11月30日に開催された、2019明治安田生命J1リーグ 9試合のライブ配信が、一時視聴できない状態になった事について謝罪。原因はメタデータの不具合で、対応策として「ソフトウェアの改修と徹底したテスト、そしてメタデータのさらなる監視体制の強化によって再発防止に努める」としている。

視聴できない状態になったのは、11月30日の各試合配信開始時から15時16分にかけて。試合開始前よりタイル(サムネイル)上に映像が映らず、試合を観戦できない状況になった。

DAZNでは緊急対応時に使用するDAZNのオウンドメディア「DAZN Player」にて全試合の映像の無料配信を14時13分から開始。DAZNのSNSを使い、ヘルプページでお詫びの文章とともに各試合の視聴リンクを公開。その後、各試合の配信が15時16分にかけて順次復旧していった。

原因は、DAZNのアプリケーション上の各試合が表示されるタイル(サムネイル)と、各試合のライブ映像を処理するデータセンターを紐付けるメタデータ(属性情報)に不具合があったため。そのため、スタジアムからの映像はDAZNのデータセンターに正しく届いていたが、ユーザーのデバイスからライブ映像にアクセスできなくなっていた。

調査の結果、根本原因はメタデータを生成するソフトウェアの不具合にあると特定。今後の対応策として、ソフトウェアの改修と徹底したテスト、そしてメタデータのさらなる監視体制の強化によって再発防止に努めるという。

また、この不具合の影響があった全ユーザーを対象に「お詫びの対応をさせていただく」という。手続きの詳細は、後日、ヘルプページで案内する。

DAZN 日本社長&マネージングディレクター 中村 俊(なかむら たかし)

この度は、2019明治安田生命Jリーグ終盤戦の注目試合が多く開催される中、ライブ配信に問題が発生し、多くのお客さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。

2016年のサービスローンチより、ファンの皆様により良い環境でスポーツをお楽しみいただけるよう、日々プロダクトの開発、改善に努めてまいりました。しかしながら、多くのファンの皆様が試合を楽しみにしている中、今回このような事態を招いてしまいましたことは非常に心苦しく、大変申し訳ない気持ちでございます。

今回、視聴の不具合を確認してからは即座に復旧対応に着手し、その後も日夜の作業を通して根本原因を究明してまいりました。根本原因が判明した今、再発防止に最善を尽くしてまいります。

今週末に開催されます試合を無事にお届けすることに全力を注ぎ、またDAZNを皆様に快くご利用いただけるよう、サービスの向上に全社を挙げて取り組んでまいりますので、今後ともご支援、ご鞭撻賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。