ケンウッド、スモークガラスでも録れる2カメラドラレコ「リアレコ」。2.5万円

DRV-MR450

JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、前方と後方の同時録画に対応した前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR450」を6月下旬より発売する。価格はオープンで市場想定価格は25,000円前後。

フロントカメラと2型ディスプレイを備えるメインユニットとリアカメラで構成されている。フロントカメラは水平122°/垂直63°/対角150°、リアカメラは水平100°/垂直52°/対角111°の広角で、ともにF1.8の明るいレンズを搭載。リアカメラには「スモーク シースルー機能」を搭載し、リアガラスがスモークガラスの車にも対応。リアガラスに合わせて設定を3段階で調整でき、後方の映像も明るく鮮明な映像で記録可能としている。

フロント/リアともにフルHD(1,920×1,080ドット)録画に対応。ナンバープレートや標識など、走行時の映像を細部まで高精細に録画できるという。フロントカメラにはHDR機能を搭載し、逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境時に起きやすい白とびや黒つぶれを抑えて録画できるとする。

記録メディアはmicroSDHCで16〜32GBに対応。SDカードの録画領域をあらかじめ確保して断片化を未然に防止し、エラーを防ぐJVCケンウッド独自の記録システム「SDカードメンテナンスフリー機能」を搭載し、SDカードのフォーマットが不要としている。

録画機能は、常時録画と手動録画に加え、Gセンサーを搭載し、突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すると自動的に録画を開始し、イベント記録専用のフォルダに記録。また、車載電源ケーブル「CA-DR350」(別売)を使用すると、最長24時間の駐車監視録画にも対応する。そのほか、前方衝突警告、車線逸脱警告などを備えた運転支援機能も搭載する。

外形寸法はメインユニットが64×35×62mm(幅×奥行き×高さ)、リアカメラが47×28×37mm。microSDHCカード(16GB)、シガープラグコード(約3.5m)、車外後方カメラ用ケーブル(約8m)などが付属する。