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BenQ、AQCOLORシリーズ史上最高画質のプロ向け32型4Kモニタ「SW321C」

プロ向けの32型4Kカラーマネジメント液晶モニター「SW321C」

ベンキュージャパンは、「AQCOLOR」シリーズの新製品として、ハードウェアキャリブレーションに対応した、プロ向けの32型4Kカラーマネジメント液晶モニター「SW321C」を6月5日に発売する。価格はオープンプライス。銀一、ツクモ、ビックカメラ、ヨドバシカメラで予約販売を実施する。価格はオープンプライスで、ツクモでは25万円(税込)で予約を受け付けている。

最新の4K(3,840×2,160ドット)IPS液晶パネルを採用し、反射を最小限まで低減。「写真や動画編集など、さまざまな用途で活躍する」というプロ向け「AQCOLOR」シリーズ史上最高画質モデルと位置づけられている。

PC側で表示解像度を1080に変更すると、24Hzのリフレッシュレートに変換でき、1080/24pのリアル再生が可能。60Hzリフレッシュレートによって生じるソース映像の歪みがなく、24pのフィルムコンテンツを正しいフレームで表示できる。

HDRはHDR10、HLGに対応。10bitパネル、及び3D 16bit LUT(ルックアップテーブル)を採用。RGBのカラーブレンド精度が向上し、完璧な色再現が可能になったという。Adobe RGBカバー率99%、Display sRGB/Rec.709 100%カバー。DCI-P3/Display P3色域を95%までカバーし、自然の色を、ありのままに再現。

画面全体を数百の区域に分け、高精度な装置を使用する繊細な処理を施して色と明るさを細部まで微調整するユニフォミティ技術により、画面の隅々にまで正確な色を表現。「真正で一貫した完全な色表現を提供する」という。

すべての生産ラインで、綿密に設定された機器を使用。異なる生産ラインのモニターであっても、同じ精度での色表示を実現。これにより、デュアルモニターで作業をする際にも、一貫した色を認識できるようになっている。

ハードウェアキャリブレーションに対応。Palette Master Element校正ソフトウェアとキャリブレーターを使用することで、カラー設定をカスタマイズし、モニターのカラーパフォーマンスを最適な状態に調整・維持できる。SW321Cは従来のSWシリーズと比べ、キャリブレーション時間も大幅に短縮した。

製造時に工場で1台1台キャリブレーションしており、これにより色差とガンマの精密性を確保。CalMAN認証、およびPANTONEカラー認証も取得している。

遮光フードを標準装備。USB-Cポートも備え、映像・音声・データ転送にも対応。Adobe RGBモード、sRGBモード、モノクロモードを簡単に切り替えられるホットキーパックのデザインも一新した。