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Netflixアニメ「Yasuke -ヤスケ-」4月29日。武士になったアフリカ人
2021年3月9日 10:00
Netflixは、オリジナルアニメシリーズ「Yasuke -ヤスケ-」を、4月29日より全世界独占配信する。戦国時代が舞台で、アフリカ人で初の武士となった最強の浪人・ヤスケが主人公のファンタジー時代劇。6話構成。
原案・プロデュース、監督を務めるのは前作「キャノン・バスターズ」に続き2作品目のNetflixオリジナルアニメシリーズを手掛ける事になるラション・トーマス。
アニメーション制作は「ドロヘドロ」、「進撃の巨人 The Final Season」や「呪術廻戦」など国内外を問わず高い評価を得ているMAPPAが担当。キャラクターデザインは「LUPIN the Third -峰不二子という女-」などの小池健が手がける。
俳優のラキース・スタンフィールドがヤスケを演じ、グラミー賞にノミネーションされた経歴を持つフライング・ロータスが音楽で参加。
一度は隠居の身となった浪人ヤスケが、謎の力を持つ少女を闇の力から守るため、再び刀を手に取り立ち向かっていく物語。配信日の決定に加え、ラション・トーマス監督のコメントと場面写真が公開された。
このプロジェクトにはある種のセレンディピティがあります。あるアフリカ系アメリカ人の男性が日本へ移住し、日本アニメ界における天才たちと生活し仕事をしている。そんな彼が作っているのは、日本へ行きエリートの日本人侍の中で暮らし戦士になった、あるアフリカ人の物語なのです。
MAPPA、(音楽の)フライング・ロータス、(主演の)ラキース・スタンフィールド、そのほか才能あるチームと一緒にこのアドベンチャーシリーズを作ることに、心の底から運命を感じています。
ヤスケは日本の歴史の中で魅力的で神秘的な人物であり、何十年にもわたり今日のメディアでも関心を集めています。私は十数年前に初めて、日本の歴史上にヤスケという人物がいたことを知りました。
来栖良夫の児童書「くろ助」には、私の好奇心をくすぐるイラストが掲載されていました。くろ助が架空の人物ではなく、実在の人物であることを学び、冒険物語に最高のキャラクターだとさらに興奮しました。
昔からのファンの方はもちろん、初めての方にも、歴史上の人物の姿を再構築した作品を楽しんでいただけることを楽しみにしています。