F1、ホンダラストイヤー今夜開幕。DAZNとフジテレビNEXTで

スクーデリア・アルファタウリの2021年型F1マシン「AT02」
(C)Peter Fox/Getty Images

3月26日、F1の2021年シーズンが開幕する。レースの模様は今年もDAZNとフジテレビNEXTが全戦全セッションを生中継。開幕戦となる第1戦バーレーンGP金曜フリー走行1回目の放送は、DAZNが26日の20時30分から。フジテレビNEXTは同日20時20分から。

'21年のF1は、初開催のサウジアラビアGPを含む史上最多の23戦で構成され、3月26～28日の第1戦バーレーンGPから12月10～12日の最終戦アブダビGPまでで争われる。当初、開幕戦は例年どおりオーストラリアでの開催が予定されていたが、同地でのGPは11月に延期。代わって、中東バーレーンのサクヒールにあるバーレーン・インターナショナル・サーキットが開幕の地に選ばれた。

DAZNとフジテレビNEXTは、今年も全戦の全セッションをライブ配信。DAZNはラップタイムなどの複数の情報を1画面で確認できる「F1 ZONE」やプレビュー/レビュー番組の配信、F1直下の育成カテゴリであるFIA F2の予選/決勝レース配信なども実施する。

フジテレビNEXTでは、全戦全セッションの生中継に加え、レース結果をさまざまな取材とデータから分析し、中継では知ることのできなかった戦いの裏側を伝える「F1 GPニュース」を放送。各セッションの模様やF1 GPニュースはインターネット有料チャンネル「フジテレビNEXTsmart」でも視聴できるほか、スカパーでフジテレビNEXT ライブ・プレミアムを契約していれば、各GP予選・決勝の4K放送も無料で視聴できる。

第1戦バーレーンの配信スケジュールは次のとおり。

7年ぶりの日本人ドライバーとしてF1を戦う角田裕毅
(C)Peter Fox/Getty Images

今季は日本人ドライバーの角田裕毅が、小林可夢偉以来7年ぶりにF1に参戦。ホンダ製パワーユニットを搭載するスクーデリア・アルファタウリからシーズンを戦う。角田は3月上旬にバーレーンで行なわれた公式合同テストでは最終日に2番手タイムを記録しており、開幕に向けてパフォーマンスを高めている。

レッドブル・レーシング・ホンダの'21年型F1マシン「RB16B」
(C)Joe Portlock/Getty Images

そして、そんな角田擁するアルファタウリと姉妹チーム、レッドブル・レーシング・ホンダにパワーユニットを供給しているホンダは、今季限りでのF1活動終了を表明済み。途中、シリーズから撤退していた期間もあるものの、1964年にスタートさせたF1挑戦の歴史に幕を下ろす。

昨シーズン、ホンダはレッドブルが2勝、アルファタウリが1勝の計3勝を挙げ、2004年以来のコンストラクターズランキング2位を獲得した。参戦ラストイヤーでコンストラクターズランキング王座を手にして有終の美を飾れるかに注目が集まる。

そのほか、アルピーヌやアストン・マーチンといった自動車メーカーの名が復活するほか、2度のF1チャンピオンであるフェルナンド・アロンソも復帰。アルピーヌF1チームからシリーズに参戦し、4連覇中のルイス・ハミルトンや、レッドブルで速さをみせるマックス・フェルスタッペンに戦いを挑む。