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DAZNがF1チームのパートナーに。日本人選手、角田裕毅の独占コンテンツ配信

2021年のF1を戦うスクーデリア・アルファタウリのマシン「AT02」
(c)Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

DAZNは、2021年シーズンのF1を戦う「スクーデリア・アルファタウリ」とオフィシャルパートナーシップを締結した。あわせて同チーム所属の日本人F1ドライバー、角田裕毅がDAZNアンバサダーに就任。これに伴い、チームと角田協力のもとで独占インタビューなど複数のオリジナルコンテンツを独占配信するほか、豪華特典付きの年間視聴パスも発売する。

スクーデリア・アルファタウリは、2006年から2019年までスクーデリア・トロロッソの名称でF1を戦ってきたチーム。2018年からはホンダ製パワーユニットを搭載してF1を戦い、昨年のイタリアGPでは所属するピエール・ガスリーがチームに12年ぶりの優勝をもたらした。

2021年のF1に参戦する角田裕毅
(c)Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

そんなチームに今年から加わった角田は、2000年5月11日生まれ、神奈川県出身のレーシングドライバー。4歳のころからカートを始め、その後は国内のフォーミュラカーレースでチャンピオンを獲得、2018年にはレッドブルF1のジュニアチームに加わった。

2019年と2020年はF1直下のFIA F3選手権、FIA F2選手権に参戦。FIA F2では3度の優勝と7度の表彰台を獲得してシリーズランキング3位に入り、スクーデリア・アルファタウリのF1シートを掴んだ。日本人F1ドライバーの誕生は小林可夢偉以来7年ぶり。

角田はF1でDAZNロゴ入りキャップを着用する

今シーズンもF1を全戦ライブ配信するDAZNは、若手育成に定評のあるスクーデリア・アルファタウリと期待の日本人ドライバーのタッグに、日本のモータースポーツ界をさらに盛り上げてもらうべく、チームとオフィシャルパートナー契約を結ぶとともに、角田ともアンバサダー契約を締結した。これにより角田は2021年シーズンのF1でDAZNロゴ入りキャップを着用する。

角田は「DAZNはF1の興奮を届けるパーフェクトなプラットフォームだと思います。2014年以来の日本人F1ドライバーとして、DAZNで配信される独占映像によって、より多くのファンにF1に興味を持ってもらえることを願っています」とコメント。

DAZNジャパンでエグゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるマーティン・ジョーンズも「スクーデリア・アルファタウリ、角田裕毅選手とのパートナーシップは、より多くのコンテンツをファンのみなさまに楽しんでいただくための一つの重要なマイルストーンであり、より質の高いオリジナル番組の制作に向けた当社のコミットメントを強調しています」と述べている。

DAZNがF1チーム「スクーデリア・アルファタウリ」とオフィシャルパートナーシップを締結