ニュース

ソニー、CMOSセンサー生産強化。長崎テックの「Fab 5」稼働

長崎テクノロジーセンター外観。左手前にあるグレーの建物が増設棟の「Fab 5」

ソニーセミコンダクタソリューションズは、生産を担うソニーセミコンダクタマニュファクチャリング長崎テクノロジーセンター(長崎テック)の敷地内に建設を進めてきた増設棟において、2021年4月より生産ラインの稼働を開始した。この増設棟は今後「Fab 5」の名称でCMOSイメージセンサーの量産活動を行なう。

長崎テックは、イメージング&センシング・ソリューション事業の主力商品であるスマートフォン向けCMOSイメージセンサーの生産拠点。今後は市場動向に応じてFab 5内の生産設備拡充を図っていくことで、生産体制をさらに強化し、性能進化が進むスマートフォンカメラなどの市場などに向けて、高画質・高性能なCMOSイメージセンサーを供給するという。

稼働を開始したFab 5の延床面積は約48,000m2、クリーンルーム面積は10,000m2(5,000 m2×2層)。