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FIIOとエミライが戦略的パートナーシップ協定締結。日本に最適化したオーディオ製品開発加速

左からFIIOのJames Zhong CEO、エミライの河野謙三代表取締役

エミライは7月1日、Guangzhou FiiO Electronics Technologyと持続的かつ戦略的なパートナーシップ協定を正式に締結した。両社はこれまで以上に緊密な協力体制を築き、「さらなる革新を通じて、日本国内のお客様に豊かなオーディオ体験を提供し続けることに努めていく」という。

具体的には、エミライから社員、スタッフをFIIOに派遣。経営者間のみならず、実務担当者間でも親密な関係を築き、両社の知見とリソースを最大限に活用することで、日本市場に最適化された高品質かつ環境に配慮したオーディオ製品の開発を加速させる。

さらに、日本の厳格な品質基準とFIIOの効率的な生産体制を組み合わせることで、高品質ながらコスト競争力のある多様な製品ラインナップを実現。幅広いニーズに応えるとしている。

エミライは、2017年にFIIO製品の日本市場における総輸入・総販売権を取得。以降、協力関係を築き、日本市場において高い評価を獲得。FIIOは、エミライを通じ、日本市場におけるニーズやフィードバックを製品開発に積極的に取り入れてきた。「こうした取り組みは、FIIO製品の品質向上と技術革新に大きく貢献し、より多くの魅力的な製品をお客さまにお届けする上での重要な役割を果たしている」という。

戦略的パートナーシップ協定の締結を通じ、この協力体制を強化。「日本市場に最適化されたオリジナル製品の開発などを視野に入れ、さらなる技術革新と市場展開の拡大を目指す」という。さらに、「両社が共に新たな市場機会を切り拓き、製品ラインナップの多様化と品質向上を促進することにより、オーディオ業界全体の発展とお客様の満足度向上に貢献する」ことが目的だという。