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JBLからAVアンプ、クラスD内蔵「MA」シリーズ。ジャケット表示対応の大画面ディスプレイ
2024年9月11日 18:05
ハーマンインターナショナルは11日、秋季の新製品をメディア向けに紹介するイベント「HARMAN ExPLORE TOKYO 2024」を開催。JBLの新展開として、ブランド初となるAVアンプ「JBL MA」シリーズを投入予定と発表。カラーの大型ディスプレイを備えた9.2chの「JBL MA9100HP WHT」と、価格を抑えた薄型の7.2ch「JBL MA710 WHT」の2モデルを展開する。発売日や価格は未定。
一般的なAVアンプのカラーは黒が基本だが、JBL MAシリーズは白を基調とした、リビングなどで映えるシンプルなデザインを採用。上位機は音楽配信の楽曲のジャケットもカラーで表示できる大型の液晶ディスプレイを備えている。
また、このカラーやデザインとのマッチするスピーカーとして、既発売の「STAGE 2」シリーズに新色のLatte(ラテ)を追加。MAシリーズのAVアンプとStage2シリーズのスピーカーの組み合わせにより、音楽のステレオ再生から、本格的なマルチチャンネルシステムまで、様々なニーズに対応するという。
AVアンプMAシリーズ
2機種とも、前述の通りシンプルかつ魅せるデザインを採用。上位機のMA9100HPは音源のジャケットも表示できる視認性の高い液晶ディスプレイを搭載。下位モデルのMA710は高さ109.9mmと、薄型筐体を採用。ラックなどに設置しやすくなっている。
上位機のMA9100HPはフロントパネルの下部にダウンライトを備えており、設置したラックなどをJBLのイメージカラーであるオレンジにライトアップする機能を搭載(消すこともできる)。また、フロントパネルと筐体の隙間や、ボリュームツマミ、セレクターの根元にもオレンジが差し色として入っている。
このオレンジの差し色は、後述するSTAGE 2シリーズのスピーカーの、サランネットの内側にも配されており、上から見ると、スピーカーにもAVアンプにもオレンジが見えてJBLらしい統一感のある仕上げとなっている。
また、どちらのモデルも現代的なUIで、直観的な操作が可能。付属のリモコンもシンプルなデザインになっている。
アンプとしては、全チャンネルにハイパワーを供給する高効率かつ低ノイズなクラスDアンプを搭載。JBLのスピーカーも、しっかりとドライブできるという。
さらに、8K 映像に対応する最新のHDMIに対応するほか、Dolby Atmos/DTS:Xによるイマーシブオーディオもサポート。スマホのマイクを使って、手軽に部屋の音環境を最適化するルーム・イコライゼーション「EZ Set EQ」アプリも用意。上位モデルは、より高度な室内環境補正機能ができるDirac Liveにも対応している。ただし、利用するためには別途ライセンスが必要。
HDMIの端子数は、MA9100HPが6入力2出力、MA710は6入力1出力。
STAGE 2シリーズに新色Latte追加
2024年7月に発売したスピーカー「STAGE 2」シリーズの新色Latte。モダンリビングと調和しつつ、MAシリーズともマッチングする「クリーンかつ遊び心のあるデザイン」が特徴だという。
カラー以外は既存モデルと仕様は同じ。JBLモニタースピーカーや上位モデルにも採用される最新の独自技術「HDIホーン」を採用する事で、鮮明な立体音像イメージを実現するほか、センターやDolbyイネーブルドハイトスピーカー、サブウーファーなどもラインナップする事で、同一シリーズでシアタースピーカーを揃えると、マルチチャンネル再生時にもスムーズなつながりが実現できるという。
ラインナップは以下の通り。
・JBL STAGE 280F WHT フロアスタンディングスピーカー
・JBL STAGE 260F WHT フロアスタンディングスピーカー
・JBL STAGE 250B WHT ブックシェルフスピーカー
・JBL STAGE 240B WHT ブックシェルフスピーカー
・JBL STAGE FS STAND WHT スピーカースタンド
・JBL STAGE 245C WHT センタースピーカー
・JBL SATGE 240H WHT DOLBY イネーブルドハイトスピーカー
・JBL STAGE 200P WHT サブウーファー