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SilentPower、LAN経由のノイズを低減する光絶縁アクセサリ。約5.4万円
2025年3月7日 10:00
エミライは、SilentPowerブランドの新製品として、LANポート経由のノイズを低減するという光絶縁アクセサリ「LAN iPurifier Pro」を3月14日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は53,900円前後。
LANケーブルを通じて伝わるデジタルノイズの低減と、データ品質の最適化を目的としたイーサネットノイズフィルター。
ルーターとネットワークオーディオプレーヤー、ルーターとメディアストリーマー、ルーターとハブの間に接続して使用することで、独自のノイズキャンセリング技術による電磁干渉抑制とクリーンで安定した信号伝送を実現。ネットワークの速度と信頼性を向上させるという。
LAN iPurifier Proでは、光ガルバニックアイソレーション技術による完全な信号分離、アクティブ回路による信号再生成、ジッター除去という3つの技術を導入。
光ガルバニックアイソレーションは、入力されたLAN信号を一旦光信号に変換し、その後再び電気信号に戻すもの。電気的な完全分離を光学的に実現することで、接続機器間の電気的な干渉を防止。電源ラインからの高周波ノイズの侵入を抑制し、ネットワークスイッチやルーターなど、他の機器からのノイズの影響を減少させている。
ジッター除去と信号再生成は、既発の「iPurifier SPDIF」や「iPurifier USB」でも用いられてきた技術。入力と出力を完全に電気的に絶縁することで、LANシステムからストリーマーやDACへのジッター混入を防止し、信号を分離。その後、アクティブ回路を使用して信号を再生成し、バイナリデータストリームを再構築することで、全体的なジッターをさらに低減するという。
電源には、付属のUSB Type-Cケーブルと電源アダプターを使用するが、SilentPower「iPower2」や「iPowerX」といった別売り電源でのアップグレードも可能。
対応速度は1000/100/10Mbps。外形寸法は約99×92.8×24.2mm、重量は約241g。
