総務省、ビル陰地域の地デジ受信状況調査をWebで公開

-先行で東京23区/名古屋市/大阪市など都市部中心に発表


12月24日発表

 総務省のデジサポ(総務省テレビ受信者支援センター)は24日、都市部を中心に行なったビルの陰などにおける地上デジタル受信状況の簡易連続調査(ぱぱっと調査)の調査結果をデジサポのホームページ内で公開した。

 24日時点の公開地域は東京23区、川崎市、名古屋市、大阪市、堺市で、今後ほかの地域の調査結果も順次公開していくという。なお、第2公開地域(2010年1月以降)として、札幌市、仙台市、新潟市、浜松市、広島市、北九州市、福岡市などを予定している。

 この調査は、ワンボックスカーの屋根(約2m高)に受信アンテナを取り付けて、受信障害対策共聴施設が存在する地域の道路を走行し、道路上での受信状況を調べたもの。デジサポでは、今回調査した結果をWeb上に公開することで、「施設管理者などに地デジ受信状況を把握してもらうことを目的とし、施設のデジタル化促進を図る」としている。


(2009年 12月 25日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]