RIAJ、2011年1月のレコード生産実績を発表

-シングルCDが前年上回るも、アルバムは前年比77%


 日本レコード協会(RIAJ)は18日、2011年1月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比93%の1,667万枚・巻、金額が同97%の179億円となった。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。1月実績のうち、数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比136%の401万2,000枚、12cm CDアルバムは同77%の852万2,000枚、アナログディスクが1万5,000枚(同128%)、カセットテープは23万8,000巻(同102%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比165%の3万4,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比106%の382万7,000枚。

【2011年1月のレコード生産実績】

 数量
(千枚・巻)
構成比前年同月比金額
(百万円)
構成比前年同月比
シングルCD計4,01231%136%2,78824%127%
12㎝ CDアルバム計8,52266%77%8,78574%70%
アナログディスク計150%128%220%116%
カセットテープ計2382%102%1902%95%
その他340%165%731%268%
合計12,821100%90%11,857100%79%



【2011年1月の音楽ビデオ生産実績】

 数量
(千枚・巻)
構成比前年同月比金額
(百万円)
構成比前年同月比
DVD3,82799%106%5,92099%177%
テープ・その他191%69%771%86%
合計3,846100%106%5,998100%175%


(2011年 2月 18日)

[AV Watch編集部 古川 敦]