RIAJ、2010年11月のレコード生産実績を発表

-シングルCD、アルバムともに数量は前年を上回る


 日本レコード協会(RIAJ)は22日、2010年11月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比99%の2,736万枚・巻、金額が同95%の298億円。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比108%の456万7,000枚、12cm CDアルバムは同107%の1,797万8,000枚で、ともに前年を上回った。アナログディスクは12,000枚(同110%)、カセットテープは18万1,000巻(同70%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比191%の6万枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比72%の453万5,000枚。

【2010年11月のレコード生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計4,56920108%3,42714118%
12㎝ CDアルバム計17,97879107%20,1578589%
アナログディスク計120110%190103%
カセットテープ計181170%145171%
その他600191%840195%
合計22,798100107%23,83210093%

【2010年11月の音楽ビデオ生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD4,5359972%5,86798106%
テープ・その他321350%1122374%
合計4,56610073%5,979100107%


(2010年 12月 21日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]