薄型テレビの上半期売上台数は数量前年比23%増。GfK発表

-上半期の家電/IT市場分析。26型以下が38%に


 ジーエフケー マーケティングサービス ジャパン(GfK)は12日、2011年上半期の家電/IT市場の販売動向について発表した。家電量販店や地域家電店、総合量販店、カメラ専門店、携帯電話専門店、総合ネット通販のPOSデータを集計し、全国市場規模相当に拡大推計している。

 3月11日の東日本大震災の直後、家電量販店の売上高は一時的に前年比約2割減にまで落ち込んだが、3月末からは回復基調となり、5月以降は全国的な電力不足を背景に節電関連の家電製品が伸長。さらに、アナログ停波に向けたテレビ、レコーダの需要を受けて、売上高は前年比プラスとなった。

 薄型テレビは数量前年比23%増の1,167万台。エコポイント制度終了直前だった3月は震災の影響により同13%減と伸び悩んだが、4月以降はその反動とアナログ放送停波前の需要により急速に回復、6月は同133%増の291万台と2011年上半期最大規模となった。特に中小型モデルへの移行が進展し、薄型テレビ全体における32型の数量構成比は前年同期の32%から39%へ、26型以下は36%から38%へ増加した。

 レコーダ/プレーヤーも、数量前年比26%増の500万台で好調に推移。Blu-ray Discレコーダは同71%増の303万台で、レコーダ全体におけるBDレコーダの数量構成比は前年同期から15%ポイント増の87%。BDレコーダのHDD容量は、500GBが数量構成比53%と半数を超えた。

 パソコンは、全体では数量前年比1%増の776万台。地デジチューナ搭載のディスプレイ一体型デスクトップPCと、15型以上のスタンダードノートPCが好調だったが、平均価格は下落傾向が続き、金額は前年比5%減。タブレット端末(Webbooks)の販売数量は、家電量販店では前年比203%増の24万台。PC用ディスプレイは、数量前年比5%減の198万台。

 デジタルカメラは、数量前年比9%減の476万台で、2年ぶりのマイナス。コンパクトカメラは同10%減、レンズ交換式カメラは同4%減。ミラーレス一眼は、レンズ交換式カメラの数量構成比で30%前後と安定的に推移している。

 携帯電話/スマートフォンは、数量前年比2.7%増の1,882万台で2年連続の増加。スマートフォンが数量前年比124%増の649万台で、携帯電話全体における数量構成比は2010年の20%から35%となった。一方、フィーチャフォンは数量前年比20%減の1,233万台となった。



(2011年 8月 12日)

[AV Watch編集部 中林暁]