RIAJ、2011年10月のレコード生産実績を発表

-数量・金額ともに前年比割れ


 日本レコード協会(RIAJ)は24日、2011年10月度のレコード生産実績を発表した。音楽ソフト(オーディオレコードと音楽ビデオ合計)生産実績は、数量が前年同月比85%の2,049万枚・巻、金額が同84%の204億円で、数量・金額ともに前年を割り込んだ。

 同統計は、協会員社の報告をもとにしたもの(非会員社からの販売受託分を含む)。数量の内訳は、シングルCD(8cm、12cm)が前年同月比138%の588万4,000枚、12cm CDアルバムは同60%の955万7,000枚、アナログディスクが22,000枚(同753%)、カセットテープは19万巻(同87%)。

 SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、前年同月比147%の5万7,000枚。また、「音楽ビデオ」に含まれるDVDは、前年同月比127%の469万2,000枚。

【2011年10月のレコード生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
シングルCD計5,88437%138%4,22428%143%
12㎝ CDアルバム計9,55761%60%10,63770%62%
アナログディスク計220%753%360%748%
カセットテープ計1901%87%1671%80%
その他570%147%901%160%
合計15,710100%77%15,154100%75%

【2011年10月の音楽ビデオ生産実績】

 数量(千枚・巻)金額(百万円)
 実績構成比前年同月比実績構成比前年同月比
DVD4,69298%123%5,01695%124%
テープ・その他862%-2665%-
合計4,778100%127%5,281100%131%

(2011年 11月 30日)

[AV Watch編集部 庄司亮一]