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ハーマン、8型タブレットサイズのBluetoothスピーカー。球形の据置型も
(2015/9/4 17:15)
ハーマンインターナショナルは、米Harman Kardonの新製品として、Bluetoothスピーカーなど計5製品を、9月19日より発売する。価格はすべてオープンプライス。同社の直販サイトなどで取り扱う。8型タブレットサイズでハンズフリー通話も可能な「ESQUIRE 2」は直販25,880円。
ポケットに入る薄さで、2,000mAhのモバイルバッテリとしても使える「ESQUIRE MINI」には、新色のブルー/グレー/レッド3色を追加し、直販15,880円。
丸いフォルムが特徴の据え置き型Bluetoothスピーカーは2モデルで、どちらもWi-Fi対応で複数台接続やスマホ連携が可能。ウーファ×2+ツイータ×2の「OMNI 20」が直販37,880円で、ウーファ+ツイータの「OMNI 10」が直販25,880円。
Bluetoothワイヤレスオーディオアダプタ「ADAPT」の直販価格は16,880円。
ESQUIRE 2/ESQUIRE MINI新色
ESQUIRE 2は、8型タブレット端末と同程度のサイズで、アルミ製の筐体に本革仕様のデザインをあしらった一体型Bluetoothスピーカー。外形寸法は190×34×130mm(幅×奥行き×高さ)で、本体のみの重量は599g。カラーはブラック、ゴールド、グレーの3色。
Bluetooth 4.1準拠で、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応。NFCは備えていない。32mm径のフルレンジユニットを4基搭載。8W×2chの内蔵アンプでドライブし、独自のDSPで高音質に再生できるとする。アナログ音声入力も備える。
本体四隅に4つのマイクを備え、ハンズフリー通話が可能。全方向の音をクリアに抽出し、独自の「VoiceLogic」技術でエコーやノイズのキャンセリングを行なう。複数人の電話会議でも高品質な音声通話が可能だという。
背面のスタンドで自立させて使用可能。3,200mAhのリチウムイオン充電池を搭載。USB経由で5.5時間の充電で、約8時間の再生が可能。モバイルバッテリとしても使え、スマートフォンなどを充電できる。
ESQUIRE MINIはポケットに入る薄さで、2,000mAhの内蔵バッテリを備え、モバイルバッテリとしてスマートフォンなどの充電もできるBluetooth 3.0対応スピーカー。従来のブラックとホワイトに加え、新たにブルー、グレー、レッドの3色が追加される。
仕様は従来カラーモデルと共通で、27㎜径のフルレンジユニット×2基と、低音増強用のポートを搭載。アナログ音声入力も備え、Bluetooth非対応の端末とも接続できる。外形寸法は76×140×24mm(縦×横×厚さ)、重量は238g。レザーストラップが付属する。
OMNI 20/OMNI 10
ウーファーとツイーターに加え、パッシブラジエーターと独自のDSPも搭載する据え置き型Bluetooth/Wi-Fiスピーカー。クリアで重厚な音質を実現するという。Bluetooth 3.0準拠で、プロファイルはA2DPに対応。OMNI 20/OMNI 10いずれもカラーはブラックとホワイト。
「OMNI 20」は75mm径のウーファー×2と、19mm径のツイータ×2のそれぞれにアンプを備え、最大出力は15W×4。
Bluetooth接続に加え、複数台のOMNI製品やスマートフォン/タブレットとWi-Fiを使った接続も可能。本体上部に備える「ストリームボタン」で他のOMNI製品と接続し、無料の専用アプリ「Harman Kardon Controller」をインストールしたスマートフォン/タブレットなどからワイヤレスオーディオ再生が行なえる。
複数の部屋に設置したOMNIで、同じ楽曲を同時再生したり、別の楽曲をそれぞれに楽しむといった使い方が可能。そのほか、外部音声入力も備える。周波数特性は53Hz~20kHz。外形寸法は260×164×166mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.13kg。ACアダプタが付属する。
「OMNI 10」はOMNI20よりも小型の据え置き型Bluetoothスピーカー。球形に近い形状をしており、外形寸法は181×159×166mm(同)、重量は1.34kg。
90mm径ウーファーと、35mm径ツイータを搭載。アンプの最大出力は25W。
本体上部に「ストリームボタン」を備え、複数台のOMNI製品やスマホなどとのWi-Fi接続が可能。専用アプリからのワイヤレスオーディオ再生が行なえる。外部音声入力も備える。周波数特性は52Hz~20kHz。ACアダプタが付属する。