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Harman Kardon、Chromecast/Spotify対応スピーカー「OMNI 10+/20+」

 ハーマンインターナショナルは、 Harman Kardonの無線LAN/Bluetoothスピーカー新機種として、Chromecast built-inやSpotify Connectに対応した2機種を4月20日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は小型で内蔵ユニットがモノラルの「OMNI 10+」が29,880円、ステレオの「OMNI 20+」が39,880円。カラーはそれぞれブラックとホワイトを用意する。

OMNI 10+(ブラック)

 '15年に発売した「OMNI 10」と「OMNI 20」を強化。新たにChromecast built-in対応となり、Spotifyなどの音楽配信サービスを、スマートフォンなどから再生できる。Spotify Connectにも対応し、スマホ/タブレットを使わなくても本体の再生ボタンだけで、再生していたプレイリストを再開することも可能。無線LAN経由で音楽を再生し、192kHz/24bitの高音質で楽しめる。再生中にスマホで通話やゲームをしても、スピーカーの音楽は途切れない。

OMNI 20+(ホワイト)

 無線LAN経由で、複数台のOMNI 10+/OMNI 20+と連携。複数の部屋で同じ楽曲を同時にワイヤレス再生したり、別の楽曲をそれぞれのスピーカーで聴くこともできる。また、同時に同じモデルを2台接続すると、左チャンネル用/右チャンネル用に設定してステレオ再生も可能。「大型スピーカーに匹敵する、よりライブ感のある本格的なサウンド」を楽しめるという。無線LANのほか、LAN端子も備える。

設置例

 スピーカーのユニットは19mm径ツイータと90mm径ウーファの2ウェイ。低音を増強するパッシブラジエータも備える。OMNI 20+は、同ユニットを2ペア搭載し、1台でもステレオ再生ができる。総合最大出力は、OMNI 10+が50W、OMNI 20+が60W。

 Bluetooth 4.1搭載のスピーカーとしても利用可能。無料アプリ「Harman Kardon Controller」を使ってOMNI 10+/OMNI 20+のWi-Fi設定や、スピーカー設定などが行なえ、マルチルーム再生や、2台ステレオ再生などもアプリから設定できる。

OMNI 10+(ホワイト)
OMNI 20+(ブラック)

 AUX入力も備え、手持ちのプレーヤーとケーブルで接続することも可能。周波数特性は、OMNI 10+が52Hz~20kHz、OMNI 20+が53Hz~20kHz。

 外形寸法と重量は、OMNI 10+が181×166×159mm(幅×奥行き×高さ)、約1.3kg。OMNI 20+が260×164×164mm(同)、約2.3kg。OMNI 10+はACアダプタと電源ケーブル、OMNI 20+は電源ケーブルが付属する。

OMNI 10+の背面
アナログ入力やLAN端子などを備える
OMNI 20+の背面
端子部

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