ONIX、DSD64ネイティブ出力もできるSACD/CDトランスポーター「Zenith XST20」

Zenith XST20

MUSINは、ONIXブランドより、I2S出力を備え、DSD64ネイティブ再生に対応したSACD/CDデジタルトランスポーター「Zenith XST20」を6月13日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は321,750円前後。発売に先駆け、予約受付を開始した。

SACD/CDの読み取りに対応し、SACD再生時にはDSD信号出力できるのが特徴。SACD/CDのハイブリッドディスクのSACD層・CD層の読み取りの切り替えが行なえ、ハイブリッドディスクのシームレスな再生が可能となっている。MQA-CDの再生もサポートし、MQAフルデコード4Xまで展開が行なえる。

Talema製25VAトロイダルトランスを採用することで、効率的な電源変換と安定性を実現。このトランスの高純度な鉄芯(コア)により、「緻密で鮮明な音質を叶えた」とする。また、45.1584MHzの独立したクロックを採用。正確な周波数同期を行ない、原音を再現できるとしている。

SACD/CDトランスポーターとして、I2SやUSB(SACD非対応)といった出力方式に加え、AES、BNC、同軸デジタル、光デジタル出力の一般的なデジタル出力をサポート。豊富な出力を備えることで、幅広いシステムに導入できる。

筐体は、CNC切削加工技術により、剛性に優れたボディを採用。トップローディングCDドライブとガラス製のトップカバーにより、トップローディングの魅力を堪能できるとのこと。筐体の正面には、視認性に優れた3.4型のカラーディスプレイを採用。ステータス状況や設定をスピーディーに把握できる。

外形寸法は320×240×71.5mm。重量は5.2kg。マグネットスタビライザー、リモコン、電源コードなどが付属する。